URADOCPDS>講習会プログラム>

 CPDS講習プレゼン
 「道路舗装工事や道路維持除雪工事における点群データの利活用」

 講師:道路工業株式会社 技術部 係長 横濱 圭一 (よこはま けいいち)

 以下の資料は、技術研鑽に役立つことを願い、講師のご厚意によりご提供いただいたものです。

20200110 Ver.2.31公開


▼PowerPoint PAGE-01

凡例
★ : クリックしアニメーションを進める
◆ : クリックし次頁へ

道路工業株式会社 技術部 横濱と申します。 よろしくお願い致します。 まず初めに 紙の資料は配布いたしませんので、講習中に資料をご覧になりたいかたは、タブレット、携帯電話で表記QRコードを読み取りのうえウェブ上で資料をご覧ください。
それでは講習をはじめさせていただきます。 『舗装工事や維持除雪工事における点群データの利活用』としましてご説明をさせていただきます。◆2秒まつ

▼PowerPoint PAGE-02

ICT活用工事においてドローンやレーザースキャナで取得した点群データを起工測量や出来形評価のみではなく現場や維持管理で役立てられないかを考えました。◆(2秒まつ )

内容は
§1 道路維持除雪工事での活用例
§2 電線共同溝工事での活用例
§3 舗装工事(土工を含む)での活用例
§4 Navisworksによるレビュー紹介
§5 まとめ です。◆(2秒まつ)

▼PowerPoint PAGE-03

§1 道路維持除雪工事での活用例を紹介します◆

▼PowerPoint PAGE-04

こちらの点群データはMMSで取得したデータです。(2秒まつ)
維持路線の18km程度を計測しました。 取得した点群データはこのようになっています。
上空から見ている状況で一部を動画にしましたのでご覧ください★
MMSを搭載した車両が走行しながらレーザースキャナで点群データの取得とカメラで色情報を取得します。
計測後、点群データに画像データの色情報を結合させます。
このデータの計測では衛星からのみの位置情報で定位しながら計測を行いました。
MMSの計測時の走行スピードは50km/h~60km/hのため、1車線1方向の走行のみでは隣車線を走行する一般車が支障となりデータの欠損部が発生するため各車線を走行し計測を行いました。
維持作業の際に場所をわかりやすくするため距離標を記載しています。◆

▼PowerPoint PAGE-05

こちらが着工前です。 測量調査を行い、随時施工を行っていきます。★
こちらが路面計測状況です。写真が今回紹介するMMSとなります。
計測後に路面データを作成し、提出・協議を行った後に施工開始となります。★
施工のはじめに路面切削を行います。(2秒待つ)★
路面切削後に舗装復旧を行います。(2秒待つ)★
最後に区画線復旧を行い、完成となります。(2秒待つ)
それでは当現場で使用した、「1.測量」のMMS概要について説明していきます。◆

▼PowerPoint PAGE-06

道路維持管理の活用方法として点群データとBIM/CIMとの共用です。
前のページでご覧いただいた点群データに道路付属物の3Dモデルを結合しました。(2秒まつ)
ビューポイントをKPと施設名称等で保存することにより見たい箇所を確認可能となります。 ◆

▼PowerPoint PAGE-07

こちらも3Dモデルとの共用です。
作成した3Dモデルに属性情報を付与することにより付属物の形状を確認できます。
例えば標識ですと
 測点
 施工年月日
 標識寸法
 支柱高さ
 支柱径
 クリアランス 等を入力はどうでしょうか。◆(2秒まつ)

▼PowerPoint PAGE-08

続きまして
§2 電線共同溝工事での活用例の紹介です◆

▼PowerPoint PAGE-09

こちらは地上型レーザースキャナを用いて現況400m程度を計測し取得した点群データです。
地上の現況状況が点群データ、地下埋設物が3Dモデルです。
画像の点線より上側が点群データ、下側が3Dモデルです。◆(2秒まつ)

▼PowerPoint PAGE-10

この画像は地中から路面方向を見ている画像です。(2秒まつ)
地下埋設物を一連で動画にしました。
ご覧下さい★
このモデルでは、 情報BOXが水色 ハンドホールが黄緑とピンク色 NTTが赤色 既設雨水管が黄色 既設雨水マンホールが緑色 となっております。◆

▼PowerPoint PAGE-11

こちらもフロントローディング効果を目的としています。(2秒まつ)
既設地下埋設物と計画地下埋設物の干渉を確認しました。◆

▼PowerPoint PAGE-12

高さの精度を確保できるレーザースキャナを使用した場合、点群データと3Dモデルから土被りの計測が可能です。
また、近接している埋設物の距離間隔の計測もできます。
施工前の現地確認資料として使用できます。◆(2秒まつ)

▼PowerPoint PAGE-13

このモデルの作成日数についてです。 上段のグラフ1が作業日数です。
現地にて地上型レーザースキャナ計測が2日 取得したデータを結合し、車や通行者等のノイズ処理が点群処理となり4日間です。
地下埋設物の3Dモデル作成に20日間となっております。

中段のグラフ2が自社と外注作業の作業分担日数です。
レーザースキャナ計測と点群処理が自社作業で6日間、3Dモデル作成が外注作業となり20日間です。

下段のグラフ3が内業と外業の日数です。
外業がレーザースキャナ計測の2日間 内業が点群処理と3Dモデル作成の計24日間です。 ◆

▼PowerPoint PAGE-14

§3 舗装工事(土工を含む)での活用例の紹介です◆

▼PowerPoint PAGE-15

ICT舗装工で必要とされている精度を確保できるレーザースキャナで点群データを取得した際の使用方法です。
取得した点群データを活用し現地調査を行いました。
桝等の構造物の高さをレベルで計測しますが、
点群データは点1つ1つに座標を持っているため、作工物等の高さ(標高Z座標)をPC上で確認できます。◆(2秒まつ)

▼PowerPoint PAGE-16

点群データと3次元設計データを活用して盛土量の算出しました。
発注者との協議により、今年度のICT舗装工の試行工事では数量算出根拠として認めて頂けました。◆(2秒まつ)

▼PowerPoint PAGE-17

点群データと3次元設計データを活用して盛土量の算出しました。
発注者との協議により、今年度のICT舗装工の試行工事では数量算出根拠として認めて頂けました。◆(2秒まつ)

▼PowerPoint PAGE-18

§1の道路維持除雪工事での活用例で使用したデータの紹介です。
こちらの画像は、千歳道路事務所管内の道路維持担当の方が作成したKMLデータを使用させて頂いております。

▼PowerPoint PAGE-19

§2の電線共同溝工事での活用例で使用したデータの紹介です。

こちらの画像にもKMLデータを使用させて頂きました。

▼PowerPoint PAGE-20

最後に§5 まとめです。

▼PowerPoint PAGE-21

メリット
 1 点群データを使用することにより、PC上で現地の寸法等を確認可能である。
 2 点群データを使用すると現地状況をBIM/CIMモデルで作成する必要がなく、現地の状況も詳細に確認できる。

デメリット
 1 舗装工で求める精度を確保できるスキャナが十分に普及していない。
 2 データ容量が大きくなるため高スペックのPCやソフトウェアが必要となる。
 3 BIM/CIMを使いこなせる技術者が不足している。

▼PowerPoint PAGE-22

ご以上で説明を終わらせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。◆


▼講習状況

《関連情報》