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 CPDS講習プレゼン
「スマホアプリを活用した現場ライブ確認」~投資ゼロ! ウェアラブルカメラは必要ない。~

 講師:株式会社成田工業 工事部 次長 妻沼 竜也(つまぬま たつや)

 以下の資料は、受講者の技術研鑽に役立つことを願い、講師のご厚意により提供いただいたものです。

Ver1.31 20200129公開


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凡例
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本日の講習内容です。
§1.ウェアラブルカメラとは?
§2.代替ツールはないのか?
§3.求められる生産性向上と働き方改革◆

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先ずは、ウェアラブルカメラとは何かと言うと、 形は様々ですが装着したカメラで撮影した映像を、PCモニターへ映像をリアルタイムで配信し共有できるものです。 映像は、動画でも静止画としても保存可能であり、臨場検査と同様に確認が行えます。 ここで重要なのが、確認に必要なことが何か?それは、対象物が臨場と同様に映像として共有し確認がでいるかということになります。◆

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次にスマートグラスに代わるツールは無いのか?
より簡易に活用でき一般的に普及しているツールが無いか検討してみました。
先ずスマートフォンを利用している人であれば、8割の人が利用している『LINE』では、どうなのか? LINEは、スマホやタブレットにインストールして使用するアプリで、このアプリをインストールした端末同士であれば、無料で電話やメールのやり取りが可能です。 また、ビデオ通話機能を利用すれば、映像によるコミュニケーションもできます。
次に『Skype』です。Skypeはマイクロソフト社が提供するビデオ通話などを無料で提供するサービスです。(大抵のマイクロソフトが最初から入ってるWindowsPCであれば搭載されているアプリ) SkypeもLINEと同様にスマホやPCにアプリをインストールしアカウントを作成するだけで利用することが出来ます。 登録方法に若干の違いはありますが、基本的にはネット環境下であればどちらも無料でサービスが受けられるということです。◆

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具体的に費用を含めた性能比較をしてみました。
スマートグラスに関しては、セットアップ等の初期費用に15万円程度、月の利用料がアカウントの数にもよりますが4アカウント使用で約8万円程度かかります。 映像の解像度や音声や映像の記録の性能はとてもいいです。(専用の設備だけに性能は良い) LINEはもちろんアプリ自体は無料で使えますので、タダです。ですが、映像の解像度については数値の確認では、極力近くによらなけば判別しにくい場合があります。(画質がカメラ機能と関係なく若干粗い) 施工の全体イメージを把握したり、作業間の打ち合わせや情報共有として利用する程度であれば十分活用できるレベルだと思います。 Skypeも無料で利用できます。解像度についてはスマートグラスと同等程度の映像で確認が行えます。(カメラ機能とネット回線によるのかも) 音声通話もほぼリアルタイムで会話が行えます。
LINEとSkypeのどちらも音声と映像の記録の面では、検査や確認を前提にしているサービスではないので、動画や静止画の保存方法についてはPC本体の録画・保存機能を別途必要とする場合があります。 上記のいずれも発注者のPCにはアプリケーションをインストールできず、受注者が用意したPCとネット環境が必要となります。 工事現場や社内で活用するのであれば、自社のセキュリティに合わせて十分活用できるアプリケーションだと思います。◆

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次に実際に映像の比較をしてみました。
左からスマートグラス・LINE・Skypeとなります。 スマートグラスは言わずとも鮮明な映像です。(カメラは500万画素) 次に真ん中のLINEは画像がやや粗く見えますが、何を映しているかは判別はできます。遠目での数値の判読は難しいレベルです。(実際に動画としてはカクつくことがある) 右のSkypeはスマートグラスに近い画質に見えます。やや離れていても数値の判読が容易に行えそうです。 見ても分かるように記録した際の写真サイズ比率が異なるので、このままでの静止画の使用は難しい(課題がある)かもしれませんが、確認の手法としては、 十分に活用の価値があると思います。◆

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確認方法はどちらも大差ないのかと思います。
スマートグラスはもともと確認用のアプリケーションなだけあってモニターの表示が見やすいです。 スマホアプリについては、スマホの向きによってモニターの表示内容が変わりますが、確認は容易にできます。 通話は、スピーカーもしくは、イヤホンマイクを使用して行います。 ◆

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ここで、LINEの利点として機能の一つにグループトーク機能があります。
これは、複数人とテキストによる対話が行える機能です。 もちろん、写真や動画を全員が見ることも可能です。 例えば、国道で事故が発生した場合、維持業者による対応が必要となります。 現場代理人が一人一人に連絡を取り、現在地や作業を中断し対応が取れるか、移動時間はどれぐらいかを聞き取り、最適な人員を急行させる必要があります。 ですが、『LNE』を利用し作業班全員に対応可能の有無などについて聞き取りを行うことで、 個別にではなく同時に全員から聞き取りを行うことでタイムロスをなくすことができ、テキストによるやり取りによりメモを取らずに時系列で記録される点も後の報告にも役立ちます。
また、写真や動画も全員が確認できるため、状況把握をするうえでも最適なツールではないでしょうか。 これは、普段から社内で活用方法などについて入念に検討し実践していくことで確実に効率化が図れるのでは、無いでしょうか? ◆

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 映像を共有するツールは、何もウェアラブルカメラやスマートグラスなどの有料ツールだけではありません。
無料アプリでも用途に合わせてうまく活用することで、現場事務所からの移動時間を削減し確認や打合せが行えるようになります。 また静止画ではなくリアルタイム映像を共有することで的確な指示・伝達が行えることにより遠隔地からでも若手技術者などのサポートも可能です。  このようなコミュニケーションツールを活用することで、移動時間や待機時間を短縮・削減し他の業務にかける時間が確保でき生産性の向上につながり、 工事関係者とのミーティングツールとしても十分効果を発揮するのではないでしょうか。 今後このようなツールを活用し受発注者間の確認・検査にも幅広く活用できるようにならば、より一層の生産性向上・働き方改革となるのではないでしょうか。 ◆


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