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1-5_CALS/EC初回打ち合わせ

021-010-050

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▼STEP- 2_施工中のASP活用

目次

1-5_CALS/EC初回打ち合わせ

 第一回工事円滑化会議の議題の一部として、これを行う。
 特記仕様書に打ち合わせを行うことが記載されている。
 これは契約条件である。9号手続きにより起案し記録を残すこと必須である。

(0)確認する内容

1 互いの電話番号、アドレスの確認

2 CALS/EC準拠要領・基準類の確認
3 ASPで行う範囲
4 検定の方法《解説》当事務所はCALS/ECを運用している事務所です。 CALS/ECで行うためにはまず最初に取り決めをしておかなければいけません。 書いてある4項目について決めてもらいます。 決めた内容はASPに入っている書式に書き込んで施工計画書に追加してください。

【参考】(1)互いの電話番号、アドレスの確認 (例)

CALS/EC(ASP)関連、情報セキュリティ、パソコン関連整備盗難防止等のためIT関連管理責任者等がいるなら明記

▼表-1 

立場契約の役職組織/役職氏名携帯電話
番号
メール
アドレス
ASP
登録
発注者総括監督員所長開発 太郎防災_090.xxxx
@xxgo.jp
副所長
主任監督員工務課長
監督員工務課/工務係長
監督員工務課/開発専門職
専任監督員工務課/工務係員
本部担当者道路整備保全専門官×
工事監督支援業務管理技術者XXコンサル(株)XX部長浦河 一郎私用_090.xxxx
@xx.jp
担当技術者XXコンサル(株)
担当技術者XXコンサル(株)
受注者現場代理人XX建設(株)
監理管理技術者(主任技術者)(株)XX組
担当技術者XX建設(株)
IT関連管理責任者XX建設(株)
品質証明員(社内検査員)XX建設(株)

《解説》関連する各項目、氏名などを記入して埋めて、出席した人の箇所に○、ASPユーザー登録する人の箇所に○をつけてください。 施工計画書作成についてでも話したと思いますが、IT関連管理責任者は重要な位置づけになります。 もうけているなら必ず明記してください。

(2)CALS/EC準拠要領・基準類の確認(例)

No分類名称発行年月
(要確認)
1納品要領工事完成図書の電子納品要領H22.09
2CAD基準CAD製図基準H20.05
3写真基準デジタル写真管理情報基準H22.09
4納品要領ガイドライン電子納品運用ガイドライン【土木工事編】H22.09
5CADガイドラインCAD製図基準に関する運用ガイドラインH21.06

《解説》次に適用する基準書類の確認を行います。基本的に最新を選択します。

(3)インターネット環境及び利用ソフト等の確認(例)

No区分ソフト名orファイル形式発注者発注者支援業務受注者
1インターネット使用回線FTTP(光ケーブル)またはADSL、ISDN、アナログ等FTTP(専用回線)FTTPELT&ADSL
2Microsoft officeワープロソフトMicrosoft Word 2010Microsoft Word 2010Microsoft Word 2010
3表計算ソフトMicrosoft Excel 2010Microsoft Excel 2010Microsoft Excel 2010
4プレゼンソフトMicrosoft PowerPoint 2010Microsoft PowerPoint 2010検査時プレに必用
5帳票ソフトMicrosoft Access 2010Microsoft Access 2010年維持は必須
6CADSXF(P21)形式/OCF認定クラス(CC3推奨)V-nas 2012/CC3準拠V-nas 2012/CC3準拠A納図 Ver4.0/CC3準拠
7写真管理Microsoft Picture and FAX Viewerデキスパート6.63.00写管屋
8セキュリティウィルスバスターコーポレートエディション7.0ウィルスバスターコーポレートエディション7.0ノートンインターネットセキュリティ2012
9日本語変換IMEATOK 2006以降ATOK 2006以降MS-IME 2010
10電子データ交換及び情報共有情報共有システムASPUSBメモリーの使用は厳禁川田テクノシステム株式会社=basepage
11圧縮ソフトZIP形式(LZH形式は不可)
12PDFソフト AcrobatAcrobat8以降のバージョン準備必須! 電子納品できません!

《解説》通信環境や、オフィスソフトのバージョン、 キャドソフトのOFC検定のランクをみて P21形式への対応状況などを確認します。PDFソフトのバージョンは要注意です。

(4)電子納品及びASP対象項目

ASPにより処理されたものは、必然的に電子納品となります。
別表により確認 ⇒ 電子納品及びASP対象項目《解説》これがASP活用で最も大切な部分です。 もともとの開発局のホームページにある電子納品に関わる協議チェックシートに、 ASPの欄を加えて、ASPの対象の区分を加えたものです。
デフォルトで印が入っていますので、確認してつけ直して貰います。 つけ直しの際はデフォルトで入っている「◆(菱形)」は必須ですので変更してはいけない箇所です。 「MEETホルダー」に属する、打合せ簿類の電子決裁は必須です。 電子納品対象とASP対象はイコールではありません。 たとえば「PHOTOホルダー」の工事写真はもちろん電子納品必須ですがASPには、UPしません。 曖昧な印をつけておくと検定時、成果品作成時に困惑してしまいます。 もし曖昧で分からない場合、もしくはこれと異なる成果になっていた場合、 履行不的確といった具合の減点材料になりかねません。 後で分からなくならないようにきっちり決めておきましょう。

(5)ASPで活用する機能と範囲

右サイドパネルの”▼STEP- 2_施工中のASP活用” 以下にある項目によります。
《解説》ワークフロー(電子決裁)機能、ブログ機能、掲示板機能、スケジュール機能、フィアルキャビネット機能等です。あとで詳しく説明します。

(6)工事検査方法の確認

極力、電子媒体(HDDに入れたままで可)またはASPで受験する。
成果品を紙提出としている書類は紙のみとする。
電子媒体と紙の併用は二重納品となるのでしてはいけない。(施工計画書は除く)
検定前は、機器接続チェックとASP操作レクチャーを受けること。
発注者支援業務は検定に立ち会うこと必須。

使用機器類☐ 発注者 (プロジェクター:NEC VL-S60E、スクリーン、D-subモニターケーブル2m*2、液晶ディスプレイ:LCD-AD194GW*2、モニター分配器)
■ 発注者 (液晶テレビ:REGZA 42ZS1、D-subモニタケーブル2m*1、液晶ディスプレイ:LCD-AD194GW*2、モニター分配器)発注者支援業務 (HDMIケーブル5m*2)検定を行う会議室には工事監督支援業務執務室から分岐されたLAN回線利用可能
■ 請負者 (ノートパソコン、2画面用ディスプレイ、接続コード)慣れたPCのほうがよい。
書類名称Web(ASP)PC内HD
または電子媒体
工事概要の説明概要説明資料
Power
Point
推奨
書類の検査方法施工計画書■併用■併用
9号手続き類(工事打合せ簿、段階確認立会願い、履行報告書)◆必須
品質管理関係
出来形管理関係
出来形図
工事写真
その他
紙で用意する書類施工計画書■やはりこれは紙でないと工事中大変
施工体制台帳■工事中は紙で必要
出来形図現場検査で書き込む)■現場検査での検査記録に必要

《解説》工事の検定では、ワークフローをWEB上でASPにログインして受験します。 受注者が予備で紙を用意したり、持ち込みを厳禁としています。 二重納品を防止することと、ラベル貼りや順序をどうするか等の無駄な負担が生じます。 ASPについては検定官に事前に周知してあるはずです。
工事写真はパソコンに入れておき受験します。 紙は不可です。
そして、確実にこの事前協議の打合せ簿(チェックシート)を「施工計画書」に添付して履行します。 道路事務所では保管スペース確保のため、施工計画書のPDF化をしてもらってます。 PDF化が自社でできない場合は道路事務所でできますので申し出てください。 PDF化ができたら各章のしおりとサムネイルを作成してDVDの所定のフォルダのオリジナルフォルダに入れてください。

(7) CALS/EC初回打ち合わせ 補遺 (参考)

別表により確認 ⇒ CALS/EC初回打ち合わせ 補遺

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