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写真管理ソフトの効果的な見せ方と無駄のない撮影方法~アップ写真は不要!~

ID:352_20211203-685055-05

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写真管理ソフトの効果的な見せ方と無駄のない撮影方法~アップ写真は不要!~

講師:株式会社出口組 工事部 工事係長 庄司 英紀(しょうじ ひでき)

 以下の資料は、技術研鑽に役立つことを願い、講師のご厚意によりご提供いただいたものです。

20211203公開


▼PowerPoint PAGE-01

凡例 
★:クリックしてアニメーションを進める。 
◆:クリックして頁を進める。
これより『写真管理ソフトの効果的な見せ方と無駄のない撮影方法』と題しまして、特に検定時のモニターによる見せ方や工夫、またサブタイトルになってます『アップ写真は不要!』のように現場で今行っている無駄な作業等についてお話させていただきたいと思います。
申し遅れましたが、私は新冠町節婦にて施工中の稲荷改良工事で技術員をしております、株式会社 出口組 工事部の庄司英紀と申します。 このような場には全く慣れておりませんのでお聞き苦しいところが多いと思いますがよろしくお願いいたします。◆

▼PowerPoint PAGE-02

まずはじめに、これから、する説明は、弊社で使用している、建設システムさんのデキスパートの写真管理ソフト『写管屋』というソフトウエアを使った場合となります。今日お越しの皆さんはこれ以外のソフトをご使用の方もいらっしゃると思いますが、それなりに操作や表示は近いと思うのでご参考にして、頂ければと思います。 ◆

▼PowerPoint PAGE-03


▼PowerPoint PAGE-04

早速ですが本題に入ります。 竣工検査時の写真の見せ方について、三分割表示をおすすめします。
いま中央にクレーンが移った大きな表示があり、左側、ツリーの横にサムネイルがあります。 検定時に検査官から『あの写真ある?』と言われると思います。
そこから写真探しが始まりますが、この三分割表示の場合サムネイルをスクロールし探していても中央の表示は変わらないため、検索中による画面全体の上下運動が無くなり、画面を見ていたら酔うといったことを防止できますし、サムネをワンクリックで表示できるため素早く・見やすく写真を表示することが出来ます。 ◆

▼PowerPoint PAGE-05

次は写真を振り分けるツリーの工夫です ツリーの表示は工種、細別までを表示し、見やすく表示します。
しかし、サブフォルダーを作りすぎたりツリー名が長文になると写真表示を圧迫しますのでご注意ください。
また自分で写真を探しやすく振り分ける事も重要です。検索しやすく、写真を入れ過ぎないのも注意点かと思います。
また、検査時にダイジェストとして施工の流れを説明できるように竣工検査用ツリーを作成し、自信のある写真を代表写真フォルダに格納しておくとスムーズな検査に繋がると思います。
ひとつのフォルダーにごちゃっと写真をいれていて、探している時に見られたくない写真を見られた経験は皆さんも少なくないと思います。
あと、品質・出来形・安全・資材管理等の考査項目に該当する写真を別フォルダーを作り格納しておくと、検査時にさらに良いと思います。 ◆

▼PowerPoint PAGE-06

さらに写真を見やすくするための準備についてお話します。 写真枠を最大限に映せるように、検査時は画面上のリボンの最小化すると、写真のサイズも大きくなりますし、何より余計な情報がみえなくなるのですっきりします。
検定の時は写真の編集をすることはありませんので、うるさい情報は隠しましょう。 またツリーの文字サイズは極小にした方が良いかと思います。
ウチの工事部長は老眼なので見えにくとたまにいいますが。(たぶんスベル)
特に、写真専用モニターが32インチ以上の場合は、ツリーの文字サイスを極小にすると見えているフォルダ数が多く表示できるので、探す時もスクロールを多用しなくて済むので効果的かと思います。 ◆

▼PowerPoint PAGE-07


▼PowerPoint PAGE-08

小ネタになるかも知れませんがアップ写真は撮らずにソフトで拡大にしようとの話です。
従来私はこのような出来形を撮影すると、ゼロと出来形寸法を絶対アップで撮ってましたが、 ある程度寸法が読めると、アップをわざわざ撮影する必要はないのではと思うことが多々ありました。
ゼロ側は確認し難いので撮るとしても出来形寸法の方は要らないかなぁ、この写真をソフト上でズームすれば事足りるのでは??と思っています。 っというのも、写真の見せ方のお話でちょっとずれるかも知れませんが、このように現場にでは数多くの出来形や資材の検寸等寸法の写真を多く撮りますが、 多く撮れば撮るほど、撮影時間、撮影の手間、写真管理ソフトでの振り分けなど、今後の就業時間の短縮に向けて、むだを無くす意味でも行っていこうと思っています。◆

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