ID:20211203-684540and685055and685056
第一部 basepageユーザ向けフル電子納品のノウハウ~オンライン電子納品はフル電子納品が前提~(代行)
学習プログラム番号:684540
目的:
§03 basepageユーザ向けフル電子納品のノウハウ~オンライン電子納品はフル電子納品が前提~
国土交通省では、2001年度から直轄事業での電子納品(電子納品保管管理システム)の運用を開始し、受注者が調査・設計と工事の成果品をDVD-RまたはCD―Rなどに格納し、発注者に納品してきたところである。オンライン電子納品は、工事や業務の成果品をインターネット上で納品できるようにするもので、受注者が情報共有システム(ASP)に登録した成果品を発注者が確認。発注者の承認後、成果品のデータが「電子納品・保管管理システム」に自動で登録される仕組みである。オンライン化によって、受注者側の電子媒体への格納や郵送の作業負担を軽減するとともに、受発注者が成果品をASPで共有できるようにし、作業効率や品質の向上につなげるものである。この施策は、2018年度より試行が開始され、今夏に一部工事で運用し技術的な検証を経て、本年度12月1日以降に完成する工事を、原則として「オンライン電子納品」の対象とすることを決めた。
しかしながら、このオンライン電子納品は成果品がすべて電子化されていること(すなわちフル電子化)が当然の前提である。そこで本講習は、オンライン電子納品の前提としてのフル電子納品を以下の目的として講習を行う。
納品された完成書類は5年の保存期間後、廃棄することが文書管理基準により定められている。 しかしながら、「工事目的物の供用期間全体にわたって合理的かつ効率的な維持管理を行うこと。」を実践しようとした場合、現在の問題点として書類を保存するスペース(書庫)が永久に増大してゆくことになる。そこで本講習は、5年経過後「完成書類」としてではなく道路の供用期間が終わるまで(廃道になるまで)「維持管理の目的」として半永久に保存し続けることを省スペース、効率的なデータの引出しを可能かつ「国土交通省 電子納品要領」
に逸脱することなくフル電子納品を目標としたデータ保存体系を確認する。また、フル電子納品においてはPDFデータの容量が増大することや完成検査時にすべてを紙面ではなくPDFにて提示することから、PDFの作成手法(最適化やしおり等)について具体的な事例をもって解説するものである。
主催: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所
企画運営: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 工事安全連絡協議会
時:令和03年12月3日(金) 13:15~15:05 所要時間 1時間50分
場:新冠町立 日高判官館青年の家
住所: 〒059-2413 北海道新冠郡新冠町高江16
座標: 42.365087259705724, 142.30535494024747
継続学習制度(CPDS) 申請先: JCM(一般社団法人 全国土木施工管理技士会)
申請UNIT: 2unit
学習プログラム形態コード:101-1
学習履歴: 主催者が受講者全員の学習履歴代行申請を行います。
受講料: 無料
その他:
(1)会場ではマスクの着用し、入口で指先消毒をお願いします。
(2)当日は自社出発時に必ず検温をし、発熱や体調不良のある場合受講をひかえてください。
式次第
№ | 開始 時間 | 終了 時間 | 所要 時間 | 内容及び講師名 |
---|---|---|---|---|
1 | 11:30 | 11:35 | 0:05 | CPDS認定unit発給の注意事項及び開会挨拶 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや) |
2 | 11:35 | 11:40 | 0:05 | 開会挨拶 挨拶:室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 道路施工保全官 中山 光広(なかやま みつひろ) |
3 | 11:40 | 13:05 | 1:25 | basepageユーザ向けフル電子納品のノウハウ~オンライン電子納品はフル電子納品が前提~ (1)フル電子納品の必要性 (2)電子納品”othrs”フォルダーとASP(basepage)フォルダーの統一運用 (3)電子納品に何故PDF最適化が必要なのか? (4)basepage FCリンクの手法 (5)フル電子納品において、完成検査時にPDFの”しおり”機能が不可欠な理由 講師:川田テクノシステム株式会社 エンタープライズソリューション事業部(略称:ES事業部)ビジネスマネジメントセンター(略称:BMC)北海道担当 竹原 良祐(たけはら りょうすけ) |
4 | 13:05 | 13:10 | 0:05 | CPDS認定unit発給の注意事項及び開会挨拶 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや) |
第二部 各企業の先進的取組みから身近な作業効率の向上など創意工夫の実施事例
学習プログラム番号:685055
目的:
§01 開会によせて 「令和3年度上半期の苫小牧道路事務所安全協議連絡会日高自動車道部における遠隔臨場に係わる成果報告」 苫小牧道路事務所安全協議連絡会日高自動車道部会において、遠隔臨場の取り組みは令和3年5月25日に開催したCPDS講習会「ウェアラブルカメラが変える土木現場」~土木技術者の働き方改革を考える~がはじまりであった。 日高自動車道厚賀静内道路事業は、室蘭開 発建設部苫小牧道路事務所により監督されている。その苫小牧道路事務所から事業箇所である新冠町までは約80kmの道のりを約1.5時間の移動時間となっている。つまり、往復約3時間も監督員が拘束されることは、働き方改革における超過勤務縮減に大きなマイナス要因 である。 本講習は、この実態を踏まえ遠隔臨場を活用した場合の効果予測が如何に大きな拘束時間の短縮効果もたらすか、また新型コロナ感染予防対策としての有効性を説くものである。令和元年度には遠隔臨場の活用工事が3件であったが、令和2年度には新型コロナ対策 としても遠隔臨場が脚光をあびる社会背景のなか、本講習の開催に当たり、令和3年度上半期の活動報告をかね開会の挨拶とする次第である。
§02 遠隔臨場の創意工夫を綴る。 ~投資ゼロbasepageWEBmeetingシステム使いこなし術~
日高自動車道の改築事業において、遠隔臨場へ真剣に取り組んだ半年間を振り返り、創意工として遠隔システムの使いこなし術を伝えるものである。
§03 「恐れることは無い”オンライン電子納品”の本格運用」~basepageユーザの不安を払拭!~
国土交通省では、2001年度から直轄事業での電子納品(電子納品保管管理システム)の運用を開始し、受注者が調査・設計と工事の成果品をDVD-RまたはCD―Rなどに格納し、発注者に納品してきたところである。 オンライン電子納品は、工事や業務の成果品をインターネット上で納品できるようにするもので、受注者が情報共有システム(ASP)に登録した成果品を発注者が確認。発注者の承認後、成果品のデータが「電子納品・保管管理システム」に自動で登録される仕組みであ る。オンライン化によって、受注者側の電子媒体への格納や郵送の作業負担を軽減するとともに、受発注者が成果品をASPで共有できるようにし、作業効率や品質の向上につなげるものである。 この施策は、2018年度より試行が開始され、今夏に一部工事で運用し技術的な検証を経て、本年度12月1日以降に完成する工事を、原則として「オンライン電子納品」の対象とすることを決めた。 本講習は、各工事のASPサイトに保存されたデータからオンライン電子納品する手順を学習し、初の実作業に戸惑うであろう土木技術者の不安を払拭することを目的としている。
§05 『写真管理ソフトの効果的な見せ方と無駄のない撮影方法(アップ写真は不要!)』
土木技術者の働き方改革の一環として、超過勤務縮減のために完成書類を簡素化することは大きな命題で有る。本講習では、竣工検査官が”より分かりやすく”、”より適切公平な”、”より時間短縮した”検査を行うために、写真管理ソフト及び動画の活用に関する実例を 元にした具体的ノウハウと現場での撮影枚数を削減する意識の換え方を伝えるものである。
§06 QRコードを活用した安全管理(案)~緊急時に備える個人情報の取り扱いand保持している資格の見える化~
QRコードは、1994年に自動車部品メーカーであるデンソー(愛知県)の開発部門(現在は分社化してデンソーウェーブ)が発明したマトリックス型二次元コードである。本講習では、この一般に普及したQRコードを土木現場に取り入れ土木技術者の働き方改革の一環とし て、QRコードを活用した安全管理に関する創意工夫を公開するものである。
§08 「大節婦川橋東橋脚工事におけるBIM/CIMの活用事例」 BIM/CIMは、計画、調査、設計段階から3次元モデルを導入することにより、その後の施工、維持管理の各段階においても3次元モデルを連携・発展させて事業全体にわたる関係者間の情報共有を容易にし、一連の建設生産・管理システムの効率化・高度化を図ることを目的と しているが、本講習では大規模橋脚の施工現場でのBIM/CIMをもちいた施工方法の立案から出来形管理、品質管理、安全管理等に活用した創意工夫を伝えるものである。
§09 「遠隔臨場に3次元技術を活用した検査革新」~BIMCIMモデルを活かした出来形管理イノベーション~(案) 遠隔臨場(リアルな映像音声)、計画の3Dモデルデータ、出来形の点群データを融合した新しい出来形管理、品質管理と検査手法の確立のための研究とフィールド実証構想について論じ、将来の確認検査や出来形管理にイノベーションを起こそうという取り組みを紹介する。
主催: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所
企画運営: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 工事安全連絡協議会
時:令和03年12月3日(金) 13:15~15:05 所要時間 1時間50分
場:新冠町立 日高判官館青年の家
住所: 〒059-2413 北海道新冠郡新冠町高江16
座標: 42.365087259705724, 142.30535494024747
継続学習制度(CPDS) 申請先: JCM(一般社団法人 全国土木施工管理技士会)
申請UNIT: 2unit
学習プログラム形態コード:101-1
学習履歴: 主催者が受講者全員の学習履歴代行申請を行います。
受講料: 無料
その他:
(1)会場ではマスクの着用し、入口で指先消毒をお願いします。
(2)当日は自社出発時に必ず検温をし、発熱や体調不良のある場合受講をひかえてください。
式次第
№ | 開始 時間 | 終了 時間 | 所要 時間 | 内容及び講師名 |
---|---|---|---|---|
1 | 13:15 | 13:20 | 0:05 | CPDS認定unit発給の注意事項及び開会挨拶 開催によせて:「令和3年度上半期の苫小牧道路事務所日高自動車道の事業における遠隔臨場と係わる成果報告」 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや 株式会社出口組 工事部長) |
2 | 13:20 | 13:30 | 0:05 | 遠隔臨場の創意工夫を綴る。 ~投資ゼロbasepageWEBmeetingシステム使いこなし術~ (1)従前(令和2年度) (2)工夫 (3)今後 講師:株式会社磯田組 土木部工事課 主任 坂本 昌則 (さかもと まさのり) |
3 | 13:30 | 13:50 | 0:20 | 「恐れることは無い”オンライン電子納品”の本格運用」~basepageユーザの不安を払拭!~ (1)オンライン電子納品とは?何が変わって何が変わらない? (2)電子納品の基準類の再確認 (3)具体的に何をする?その手順解説 (4)よくある疑問にお答えします。 講師:川田テクノシステム株式会社 エンタープライズソリューション事業部(略称:ES事業部) ビジネスマネジメントセンター(略称:BMC)北海道担当 竹原 良祐(たけはら りょうすけ) |
4 | 13:50 | 13:55 | 0:05 | 休憩と換気 |
5 | 13:55 | 14:05 | 0:10 | 『写真管理ソフトの効果的な見せ方と無駄のない撮影方法(アップ写真は不要!)』 株式会社出口組 工事部 工事係長 庄司 英紀(しょうじ ひでき) |
6 | 14:05 | 14:15 | 0:10 | QRコードを活用した安全管理(案)~緊急時に備える個人情報の取り扱いand保持している資格の見える化~ 株式会社出口組 工事部 工事係長 庄司 英紀(しょうじ ひでき) |
7 | 14:15 | 14:20 | 0:10 | 休憩と換気 |
8 | 14:20 | 14:35 | 0:15 | 「大節婦川橋東橋脚工事におけるBIM/CIMの活用事例」 講師:宮坂建設工業株式会社 土木部 工事主任(夜間担当) 原子 秀樹 (はらこ ひでき) |
9 | 14:35 | 15:00 | 0:25 | 「遠隔臨場に3次元技術を活用した検査革新」~BIMCIMモデルを活かした出来形管理イノベーション~(案) 講師:川田テクノシステム株式会社 エンタープライズソリューション事業部(略称:ES事業部) ビジネスマネジメントセンター(略称:BMC)統括マネージャー 澤田 充生(さわだ みつお) |
10 | 15:00 | 15:05 | 0:05 | 質疑応答及び閉会 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや) |
第三部 維持除雪工事が取組むDX・i-CONの初歩~定期巡回に見る維持除雪工事土木技術者の働き方改革~
学習プログラム番号:685056
目的:
§03 道路附属物の点検は、道路管理業務の一環であり管理する附属物の現状を把握し変状を早期に発見するとともに対策の要否を判定することにより、道路利用者及び第三者被害の恐れのある事故を防止し、安全かつ円滑な道路交通の確保を図ることを目的とするものであ る。これらの点検行為は、建設コンサルタントに委託業務としてなされるているのが一般的であるが、点検対象の数が膨大であるため、請負工事である道路維持除雪工事の土木技術者にも点検を担わせている。
本講習では、年間請負契約の維持除雪工事の技術者からみた、道路附属物の点検における現状の問題点の提起と働き方改革につながる点検手法や点検データの取り扱い方法、IoT技術の利用やデータベースの構築やGISへの取組みについて紹介するものである。
主催: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所
企画運営: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 工事安全連絡協議会
時:令和03年12月3日(金) 15:10~16:10 所要時間 1時間00分
場:新冠町立 日高判官館青年の家
住所: 〒059-2413 北海道新冠郡新冠町高江16
座標: 42.365087259705724, 142.30535494024747
継続学習制度(CPDS) 申請先: JCM(一般社団法人 全国土木施工管理技士会)
申請UNIT: 1unit
学習プログラム形態コード:101-1
学習履歴: 主催者が受講者全員の学習履歴代行申請を行います。
受講料: 無料
その他:
(1)会場ではマスクの着用し、入口で指先消毒をお願いします。
(2)当日は自社出発時に必ず検温をし、発熱や体調不良のある場合受講をひかえてください。
式次第
№ | 開始 時間 | 終了 時間 | 所要 時間 | 内容及び講師名 |
---|---|---|---|---|
1 | 15:10 | 15:15 | 0:05 | CPDS認定unit発給の注意事項 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや 株式会社出口組 工事部長) |
2 | 15:15 | 15:20 | 0:05 | 開会挨拶 挨拶:室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 道路施工保全官 中山 光広(なかやま みつひろ) |
3 | 15:20 | 16:05 | 0:45 | §03 15:20 16:05 0:45 維持除雪工事が取組むDX・i-CONの初歩~定期巡回に見る維持除雪工事土木技術者の働き方改革~ 1 点検の現況 2 問題点の提起(附属物のIDの不統一) 3 ID統合に向けた実例 4 統合により広がるデータ共有の働き方改革 講師:株式会社玉川組 建設部 維持課主任 舟見 群章(ふなみ ともあき) |
4 | 16:05 | 16:10 | 0:05 | 質疑応答及び閉会 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや) |
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