第一部
ID:20230130-781095
■■■オンラインセミナー■■■
企業価値を高める「ゼロカーボン」に乗り遅れるな!
目的:地球温暖化は地球規模の深刻な問題であり、早期に解決すべき喫緊の課題である。このことから、北海道では、地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進するため、2010 年5月に「北海道地球温暖化対策推進計画(第2次)」を策定し、道⺠、事業者、市町村と連携・協働して、低炭素な社会づくりの取組を進めている。また、日本政府は、2020年10月に「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言した。(菅善偉当時首相) こうしたなか、2015 年のパリ協定の採択以降、国内外で温室効果ガスの排出量と吸収量の均衡をめざす「脱炭素化」の動きが加速しており、道としても、気候変動問題に⻑期的な視点で取り組むため、2020 年3月、「2050 年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロをめざす」ことを表明したところである。
北海道開発局では、北海道エコ・コンストラクション・イニシアティブの施策として、工事現場から排出される CO2削減量の「見える化」による CO2削減活動の促進、CO2排出削減に対する意識向上を図るため環境家計簿の取組を2010年度より行っている。環境家計簿とは、毎日の生活において、環境に負荷を与える行動や環境に良い影響を与える行動を記録し、必要に応じて点数化等により、収支決算のように一定期間の集計を行うものである。2016年度からは北海道開発局の全工事を試行の対象として取組を行っており、CO2削減量の「見える化」、CO2削減活動の促進等に一定の効果が見られた。2021年度からは一部の工事を対象に環境家計簿調査票を作成し、そこから得られるデータを元にCO2削減量の推計を実施している。
№3 「ゼロカーボン北海道における建設業の役割」
本講話では、前述の背景を踏まえ持続可能な社会実現に向けて、建設業界の脱炭素化、環境負荷削減についての役割を伝えるものである。
№4 「カーボンニュートラルを実現するために」
本講話は、日高自動車道厚賀静内道路における改良事業において、カーボンニュートラルを実現するために現場で実施した再生可能エネルギーの活用とペーパーレス化の促進についての取り組みを報告するものである。
№5「カーボンニュートラルゼロへ、出口組の歩み! since 2012」
本講話は、2012年度より環境家計簿を軸としてカーボンニュートラルゼロに企業の社会的責任(CSR)全体として取り組んできた歩みを紹介するとともに、今後の企業全体の炭素排出量削減目標をSDGsの一環として位置付け促進してゆく方向性を伝えるものである。
主催: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所
企画運営: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 工事安全連絡協議会
日時: 令和05年1月30日(月) 13:00~13:45 所要時間 0時間45分
場所:オンラインセミナー(臨場による受講はできません。)
継続学習制度(CPDS)申請先: JCM(一般社団法人 全国土木施工管理技士会)
学習プログラム形態コード:101-1
申請UNIT: 1unit
学習履歴: 主催者が受講者全員の学習履歴代行申請を行います。
受講料: 無料
その他:
注意1 CPDS技術者証を必ず持参してください。
注意2 CPDS技術者証の期限切れが見受けられますのでご注意下さい。
注意3 ZOOMの電子会議室に途中入場及び途中退場された方には、代行申請を行えません。
式次第
№ | 開始 時間 | 終了 時間 | 所要 時間 | 内容及び講師名 |
---|---|---|---|---|
1 | 13:00 | 13:05 | 0:05 | CPDS認定unit発給の注意事項及び開会挨拶 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 椎名 心(株式会社小金澤組 専務執行役員) |
2 | 13:05 | 13:10 | 0:05 | 開催にあいさつ 北海道開発局 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 所長 鈴木 武彦 様(すずき たけひこ) |
3 | 13:10 | 13:20 | 0:10 | 「ゼロカーボン北海道における建設業の役割」 講師:北海道開発局 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 所長 鈴木 武彦 様(すずき たけひこ) |
4 | 13:20 | 13:30 | 0:10 | 「カーボンニュートラルを実現するために」施工段階におけるCo2の排出抑制」 (1) 再生可能エネルギーの活用 (2)ペーパーレス化の促進 講師:株式会社田中組 旭川支店 土木部 土木課長 柳本信博(やなぎもと のぶひろ) |
5 | 13:30 | 13:40 | 0:10 | 「カーボンニュートラルゼロへ、出口組の歩み! since 2012」 (1)黎明期から継続した取り組みへ (2)企業の排出量の把握必要性 (3)今後、SDGsの一環としてCSR(企業の社会的責任)を果たす。 講師:株式会社出口組 工事部 工事係長 庄司 英紀(しょうじ ひでき) |
6 | 13:40 | 13:45 | 0:05 | 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 椎名 心(株式会社小金澤組 専務執行役員) |
第二部
ID:20230130-781101
■■■オンラインセミナー■■■
「インフラDX」に係わる成果報告
目的:
№3 「改築段階から始める道路維持管理を見据えたGISデータ管理とその利活用」
本講話は、工事情報共有システムであるbasepageの新たな機能「統合ビュー」の機能を実機デモンストレーションとして紹介し、basepageユーザの働き方改革への提案を行う。また、道路維持管理に役立つGISデータと今後予定される機能拡張についても紹介する。
№4 「日高自動車道におけるインフラDX・i-Construction先導事務所としての取り組み」-データ共有クラウドサービスを用いた3次元地図上での現場共有について-
苫小牧道路事務所はインフラDX・i-Construction先導事務所に位置づけられており,高規格幹線道路日高自動車道において,クラウドサービスを用いて工事・業務等の3次元データを地図上で活用している.これにより,関連する工事・業務等のデータを時間軸と位置情報で共有できるデータ管理が実現している.本稿では,今年度の取り組み状況と今後の維持管理での活用に向けリクワイヤメント(要求事項)の在り方について報告する。
№5 「道路維持管理の建設DXへ活かす改築事業の知見」-女性視点から考えた映えるクラウド型GISサービスの志向-
苫小牧道路事務所はインフラDX・i-Construction先導事務所に位置づけられており、高規格幹線道路である日高自動車道における改築事業において、建設DXの取組み意識が浸透している。本稿では、建設DXの道路維持管理段階でのGISプラットフォームの将来利用を念頭に、女性視点から考えたクラウド型GISサービスの利用等の改築事業での知見を報告する。
その他:
注意1 CPDS技術者証を必ず持参してください。
注意2 CPDS技術者証の期限切れが見受けられますのでご注意下さい。
注意3 ZOOMの電子会議室に途中入場及び途中退場された方には、代行申請を行えません。
式次第
№ | 開始 時間 | 終了 時間 | 所要 時間 | 内容及び講師名 |
---|---|---|---|---|
1 | 13:50 | 13:55 | 0:05 | CPDS認定unit発給の注意事項及び開会挨拶 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 椎名 心(株式会社小金澤組 専務執行役員) |
2 | 13:55 | 14:00 | 0:05 | 「2022年度下半期 日高道部会のインフラDX報告」 (1)遠隔臨場、(2)ICT施工、(3)BIM/CIM、(4)GIS 講師:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや) |
3 | 14:00 | 14:10 | 0:10 | 「改築段階から始める道路維持管理を見据えたGISデータ管理とその利活用」 (1)BIM/CIMで扱われるデータとは (2)basepage新機能「統合ビュー」の機能概要 (3)統合ビュー機能の実機デモンストレーション (4)道路維持管理に役立つGISデータと今後予定されるbasepageの機能拡張 講師:川田テクノシステム株式会社 エンタープライズソリューション事業部(略称:ES事業部)ビジネスマネジメントセンター(略称:BMC)北海道担当 竹原 良祐(たけはら りょうすけ) |
4 | 14:10 | 14:20 | 0:10 | 「日高自動車道におけるインフラDX・i-Construction先導事務所としての取り組み」-データ共有クラウドサービスを用いた3次元地図上での現場共有について- 講師:室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 第2工務課 第2工務係員 島田 智也(しまだ ともや) |
5 | 14:20 | 14:30 | 0:10 | 「道路維持管理の建設DXへ活かす改築事業の知見」-女性視点から考えた映えるクラウド型GISサービスの志向- 講師:室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 第2工務課 第2工務係員 佐野 涼花(さの すずか) |
6 | 14:30 | 14:35 | 0:05 | 閉会 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 椎名 心(株式会社小金澤組 専務執行役員) |
第三部
ID:20230130-781399
■■■オンラインセミナー■■■
「インフラDX」に係わる創意工夫
目的:
№3 「簡単に飛びついてはいけないARの活用」
現場でのBIM/CIM活用がある程度進捗すると、ARの活用に動き出す現場が多い。ARは、対外説明や現場見学会での使用が主なものであるが、制作コストを意識し、B/Cが成り立つものであることが少ない。本講話においては、高規格道路のインターチェンジ部分でのARの活用を行った講師からB/Cの観点からのAR活用の留意点を伝えるものである。
№4「土工を4月早々に着手できた訳!」~スケジュール管理と3次元データの受渡しが決め手~
北海道における一般的な土工の着手時期は、前倒し発注の工事であったとしても準備工を経て5月下旬である。積雪の少ない北海道日高においては、気候条件の点からは土工を4月早々に着手可能である。しかしながら、概数発注により発注資材のとりまとめに時間がかかるなどの理由から約2ヶ月間の土工適期を逃し、逃した分が冬期土工へずれ込むことが少なくない。このような冬期土工を回避し、4月から土工着手を実現出来た理由として、スケジュール管理や速やかな3次元データの受渡しが重要であった。このことから、それら工夫点を解説するとともに、効果(品質、安全衛生、利益)についても報告する。
№5「DXで生産性向上へ」~ 現場における本社及び建設DX推進室との連携 ~
本講話は、日高自動車道厚賀静内道路における改良事業において、現場技術者の超過勤務の縮減を実現するために、DX係わる業務を現場と建設DX推進室の業務分担する方法で進めた報告である。また、進めてきた中で種々の問題点も明確となったことから、建設ディレクターなどを活用し業務の分担を促進しようとする多くの企業へその知見を伝えるものである。
その他:
注意1 CPDS技術者証を必ず持参してください。
注意2 CPDS技術者証の期限切れが見受けられますのでご注意下さい。
注意3 ZOOMの電子会議室に途中入場及び途中退場された方には、代行申請を行えません。
式次第
№ | 開始 時間 | 終了 時間 | 所要 時間 | 内容及び講師名 |
---|---|---|---|---|
1 | 14:40 | 14:45 | 0:05 | CPDS認定unit発給の注意事項及び開会挨拶 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 椎名 心(株式会社小金澤組 専務執行役員) |
2 | 14:45 | 14:55 | 0:10 | 「簡単に飛びついてはいけないARの活用」 (1)ARの活用の活用シーン (2)制作のコストを意識し、B/Cを成り立たせる。 講師:幌村建設株式会社 工事部1課 工事課長 三角 亮(みかど りょう) |
3 | 14:55 | 15:05 | 0:10 | 「土工を4月早々に着手できた訳!」~スケジュール管理と3次元データの受渡しが決め手~ (1)一般的な土工の着手時期 (2)4月早々に着手出来た理由 (3)効果(品質、安全衛生、利益) 講師:株式会社手塚組 工事部 土木係長 六角 昌弘 (ろっかく まさひろ) |
4 | 15:05 | 15:15 | 0:10 | 「DXで生産性向上へ」~ 現場における本社及び建設DX推進室との連携 ~ (1)現場と建設DX推進室の業務の分担 (2)業務の分担で見えてきた課題 講師:株式会社田中組 土木課長 柳本 信博 (やなぎもと のぶひろ) |
5 | 15:15 | 15:20 | 0:05 | 司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 椎名 心(株式会社小金澤組 専務執行役員) |
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