関連
以下の一覧表の命名ルールによること! 確り命名ルールに従い、検査の質問事項を想定したブックマークを用意しておくことが検査の成功と安心につながる。
参考:2019d特記仕様書より
現場環境改善(快適トイレの設置の試行)について
1.内容
受注者は、現場に以下の(1)~(11)の仕様を満たす快適トイレを設置することを原則とする。
(12)~(17)については、満たしていれば より快適に使用できると思われる項目であり、必須ではない。
【快適トイレに求める標準仕様】
(1)洋式便座
(2)水洗機能(簡易水洗、し尿処理装置付き含む)
(3)臭い逆流防止機能(フラッパー機能) (必要に応じて消臭剤等活用し臭い対策を取ること)
(4)容易に開かない施錠機能(二重ロック等) (二重ロックの備えがなくても容易に開かないことを製造者が説明出来るもの)
(5)照明設備(電源がなくても良いもの)
(6)衣類掛け等のフック付、又は、荷物置き場設備機能(耐荷重5kg以上)
【快適トイレとして活用するために備える付属品】
(7)現場に男女がいる場合に男女別の明確な表示
(8)入口の目隠しの設置(男女別トイレ間も含め入口が直接見えないような配置等)
(9)サニタリーボックス(女性専用トイレに限る)
(10)鏡付きの洗面台
(11)便座除菌シート等の衛生用品
【推奨する仕様、付属品】
(12)室内寸法900×900mm以上(半畳程度以上)
(13)擬音装置
(14)着替え台(フィッティングボード等)
(15)フラッパー機能の多重化
(16)窓など室内温度の調整が可能な設備
(17)小物置き等(トイレットペーパー予備置き場)
2.設備に要する費用
設置に要する費用については、当初は計上していない。
受注者は、快適トイレの設置にあたっては、「1.内容」を満たすことを示す書類を添付し、監督職員と協議の上、規格・基数等の 詳細について決定することとし、精算変更時において、支出実態のわかる資料により監督職員と協議の上、上限45,000円/基・月を 設計変更の対象とする(「快適トイレとして活用するために備える付属品」(7)~(11)の費用は、現場環境改善費(率)に含む)。
なお、設計変更数量の上限は、男女別で各1基ずつ2基/工事※1までとする。
男女別の一体型トイレ※2の場合は、2基分として 計上する(上限90,000 円/2基分・月)。
また、運搬費は共通仮設費(率)に含むものとし、2基/工事※1より多く設置する場合や積算上限額を超える費用については、 現場環境改善費(率)を想定しており、別途計上は行わない。
※1 「施工箇所が点在する工事の積算」適用工事については「工事」を「施工箇所」に読み替え、個々の施工箇所で計上できるものとする。
※2 男女別の一体型トイレとは、男女別の快適トイレが、1 つのハウスに一体となっている構造のものをいう。
3 その他 快適トイレの手配が困難の場合は、監督職員と協議の上、本特記仕様書の対象外とする。
本仕様書は、現場付近に個別にトイレを設置する場合に適用するものとし、現場事務所内にあるトイレには適用しない。
現場事務所に隣接している場合、「作業員が使用するためのトイレ」かどうかで判断する
例)
・現場と現場事務所が近く、現場事務所横の快適トイレを作業員が日常的に使用している →適用可
・現場と現場事務所が遠く、現場事務所横の快適トイレは現場代理人等が使用している →適用不可(現場近傍に別途設置している分は適用可)
《参考》1工事当たりの設計変更数量の上限
(1) 男性用、女性用の快適トイレをぞれぞれ設置する場合 男性用1基、女性用1基の計2基が上限 (上限45,000 円/基・月☓2基=90,000 円/月)
注:男性用のみを設置する場合は1基が上限
(2) 男女別の一体型快適トイレを設置する場合 一体型トイレを2基分として計上するため、 1基が上限(上限90,000 円/2基分・月)
修正履歴
- 20231008修正:リンク切れ補修
- ホームページビルダー時:036-133
コメント