未講話データの整理のため便宜上のID : 20230130-781101-02Xとする。
日高自動車道のインフラDXホローアップ 2022年度の報告
報告:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会事務局長が行うはずであった。
20230428作成
▼PowerPoint PAGE-01

凡例 ★:クリックしてアニメーションを進める。 ◆:クリックして頁を進める。
私の方から報告がありますのでお話させていただきます。
2022年度日高道部会インフラDXの実施状況等について報告させていただきます。
わたくし、今回パワポの作成は行いましたが、報告する各工事の詳細なデータは
中山保全官に見せてもらっていないことをお断りいたします◆
▼PowerPoint PAGE-02

苫小牧道路事務所でのインフラDX及びゼロカーボンの取り組み項目については、
ここに示す、遠隔臨場、ICT施工、BIM/CIM、MMS等の3次元点群データ、GIS、
第一部で講話のありましたカーボンニュートラルゼロ
です。◆
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次に苫小牧道路事務所でのインフラDX及びゼロカーボンの取り組み項目について説明いたします。大きな柱は、次の六項目となっております。★
1つ目は遠隔臨場、2つ目はICT施工です。これらは、日高自動車道においてすでに浸透しており一般化しております。今後も継続して取り組みます。★
3つ目はBIM/CIMです。令和5年度から国直轄事業で原則BIM/CIMの適用が始まりますが、日高自動車道の受注者の皆さんには、積極的に取り組むよう、所長よりお願いしている事項です。★
4つ目は3次元点群データ(MMS・モービルマッピングシステム)です。3次元レーザー計測機とデジタルカメラ、衛星測位システムのアンテナ装置などによって、道路面および道路周辺の3次元座標データと連続カラー画像を取得するものですが、これは、維持管理に活躍するBIM/CIMモデルより遙かに安価な技術として切り札とも言えるものです。6月にはMMSに関するCPDS講習会を実施しました。★
5つ目はGIS(地理情報システム)です。これは、Googleマイマップを含んだものです。GISは、インフラDXの最下流に位置する維持管理部門での活用が見込まれているものであり、他の項目を束ねるプラットホームとなる予定です。★
6つ目は第一部で講話のあったゼロカーボンです。◆
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本年度(2022d)の重点目標
★目標1:令和7年度「厚賀新冠間」開通時に維持除雪工事へ渡せる3次元モデルを
全線完成させるためのデータ作成、収集及び保存ルールの確立。
(1)構造物はCIMモデル必須、
(2)地下埋設物は極力CIMモデル化促進
(3)MMSのデータによるCIMモデルの補完
(4)データ共有クラウドサービス「CIMPHONY Plus」の活用
★目標2:GISアプリの活用を日常化
(1)GOOGLEマイマップの普及
★目標3:スタートダッシュが可能な当初発注図書の試み
出来形の3次元データを次年度当初設計に反映し、概数発注を抑制する試みを行うということです。これは発注者側が主体となることですが、応札する我々建設業としても大歓迎すべきところです。
★その他:遠隔臨場においては、協議会が設置した苫小牧道路事務所Wi-Fiを活用するようにお願いします。◆
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遠隔臨場について◆
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受注者が自由にソリューション(遠隔の機種)を選んだ結果
前年度と比較しますと
Bp-telecomの比率が多く、Gリポートも人気です。
注目すべきは、メタバースのバーチャル会議室のホライズン・ワークルームが登場したことです。
とうとう来たかという感じです。◆
▼PowerPoint PAGE-06

上のブルーで表されたものが★
本支店の品質証明員などが遠隔臨場により移動拘束時間の軽減を全工事で累計したものです。全15工事中14工事が遠隔を品質証明、中間検査、円滑化会議、設計変更確認会議に活用し、合計1647時間の移動拘束時間の削減を行いました。千歳道路事務所2020dと比較しますと、ほぼ肩を並べるに至りました。なお、安全巡視への活用はゼロでした。これは千歳道路事務所においてもゼロです。ムラサキ色は★
監督員の活用、全15工事中で活用した工事は約14工事にて、合計1752時間でした。
黄緑色は★
監督員支援業務の活用であり、
右の円グラフにあるように、全15工事中で活用した工事は約11工事でした。新型コロナ感染症対策として、遠隔臨場に関心が大きくなった社会的背景のなかで、監督員のテレワークによる臨場機会の減少が追い風となり、1752時間の削減となりました。
監督員支援業務が積極的に活用している結果が、合計2328時間削減と大きいことが一目で分かります。★
これで、遠隔臨場の2022年度のフォローアップとしての部会員のみなさんへの報告を終わらせていただきます。
なお、今後も報告も行いますので、起案ルールに基づいた事務処理をお願いいたします。◆
▼PowerPoint PAGE-07

上のブルーで表されたものが★
本支店の品質証明員などが遠隔臨場により移動拘束時間の軽減を全工事で累計したものです。全15工事中14工事が遠隔を品質証明、中間検査、円滑化会議、設計変更確認会議に活用し、合計1647時間の移動拘束時間の削減を行いました。千歳道路事務所2020dと比較しますと、ほぼ肩を並べるに至りました。なお、安全巡視への活用はゼロでした。これは千歳道路事務所においてもゼロです。ムラサキ色は★
監督員の活用、全15工事中で活用した工事は約14工事にて、合計1752時間でした。
黄緑色は★
監督員支援業務の活用であり、
右の円グラフにあるように、全15工事中で活用した工事は約11工事でした。新型コロナ感染症対策として、遠隔臨場に関心が大きくなった社会的背景のなかで、監督員のテレワークによる臨場機会の減少が追い風となり、1752時間の削減となりました。
監督員支援業務が積極的に活用している結果が、合計2328時間削減と大きいことが一目で分かります。★
これで、遠隔臨場の2022年度のフォローアップとしての部会員のみなさんへの報告を終わらせていただきます。
なお、今後も報告も行いますので、起案ルールに基づいた事務処理をお願いいたします。◆
▼PowerPoint PAGE-08

参考に前年度のデータをご覧ください。◆
参考に前年度のデータをご覧ください。◆
2021年度末の完成検査への遠隔の活用状況についてです。
多くの工事で、遠隔を活用した中間検査や完成検査を実施されたと聞いております。
そのなかの事例で工夫された検査をご紹介します。
(次のページで磯田組の事例紹介)◆
▼PowerPoint PAGE-09

前回のスライドです。省略します。◆
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ひとつめは、磯田組さんの節婦外一連工事で、
6箇所を結んで遠隔臨場の完成検査を行っています。
検査官は室蘭、主任監督員は在宅ワークのため自宅から、
代理人は西泊津の現場事務所、技術員が現場からライブ配信、
品質証明員2名がそれぞれ日高町からと絵に描いたような散らばり具合で衝撃を受けました。◆
▼PowerPoint PAGE-10

前回のスライドです。省略します。◆
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完成検査にて苫小牧道路事務所にて書類検査を受けましたが、
現場の出来形出来ばえ確認は、新冠町高江からドローンによるライブ配信を行いました。
また、プラスアルファーとして完全電化し検査書類箱は無しでした。◆
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これも前年度(2021年度)のデータです。
円滑化会議及び設計変更確認会議の実施件数についてです。
円滑化会議での遠隔ソリューションの活用工事は1本だったものが、設計変更確認会議においては19本、100%活用となりました。◆
▼PowerPoint PAGE-12

ICT施工について◆
▼PowerPoint PAGE-13

ICT施工についての取り組み状況ですが、
改良工事における土工への活用は、100%であり一般化していると言えます。◆
▼PowerPoint PAGE-14

ICT施工については、可能ならば確実に受注者は活用
日高自動車道としては、一般化しているため発注者からの後押しは不要と思われます。
ただし、データの収集保存に関して注意が必要です。
とまどうのルールに完全に従うようにお願いします。◆
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前回
ICT土工については、2021年度7本活用でした。
2022年度は4本活用です。
活用本数は下がってますが、
改良工事の本数自体が減ったことがあります。
すでに活用は一般化してますので、どこが受注しようと100%の活用なのは確実と思います。
ICT舗装についてです。
今後、令和7年度開通に向けて舗装工事が多くなってきますが、
2022年度は、3本でICT活用するとのことです。
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BIM/CIMです。◆
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さきほど述べました、
令和7年度「厚賀新冠間」開通時に維持除雪工事へ渡せる3次元モデルを全線完成させる。
という重点目標からCIMモデル化を促進しております。
新厚別川橋のモデルが追加され、厚賀から新冠間の構造物すべての
CIMモデルがそろいました。◆
▼PowerPoint PAGE-17

モデル作成状況 全体 2022/07/29現在です。◆
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▼PowerPoint PAGE-18

モデル作成状況 新厚別川橋 2023/03/28現在◆
▼PowerPoint PAGE-19

(素通り)◆
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大狩部トンネル起点側の盛土◆
▼PowerPoint PAGE-20

(素通り)◆
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大狩部トンネル◆
▼PowerPoint PAGE-21

(素通り)◆
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大狩部橋◆
▼PowerPoint PAGE-22

(素通り)◆
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大節婦川橋◆
▼PowerPoint PAGE-23

(素通り)◆
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このような比較的小規模なボックスカルバートも見落としてません。◆
▼PowerPoint PAGE-24

(素通り)◆
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節婦川橋◆
▼PowerPoint PAGE-25

(素通り)◆
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No_8、仮称、判官館ボックス◆
▼PowerPoint PAGE-26

これは改良工事において、
地下に埋設されるものをCIM化した事例となります。◆
▼PowerPoint PAGE-27

MMSに代表される点群データの活用です。◆
▼PowerPoint PAGE-28

2023年度は、点群データの活用を
DXの重点目標とします。
そのため、本州からも高度な知識レベルの講師を招き講話を行う予定です。◆
▼PowerPoint PAGE-29

(素通り)
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大狩部トンネルで舗装施工中の
道路工業さんから提供された点群データとのことです。
箱抜きや拡幅断面図をCIMでモデル化するよりも、
安価な、
ICT舗装施工での点群データを維持管理用に使う試みも
選択肢として重要です。★
こんな感じで、施設モデルを組み合わせると効果的かもしれません。
◆
▼PowerPoint PAGE-30

次は、将来3次元モデルなども含む
データのプラットホームとなるGISについてです。◆
▼PowerPoint PAGE-31

ダンプの出入り口マップは、みなさんとも共有されております。
これは、苫小牧道路事務所の運転手さんへ佐野さんが
レクしている様子です。
運転手さんの感想ですが、
「監督員によってまちまちの地点説明が統一され安全運転に繋がった。」
とのことです。
インフラDXとは、単にデジタル化を行うものではありません。
便利さを身近に実感することこそが“DX”であり
これはそのお手本です。◆
▼PowerPoint PAGE-32

ゼロカーボンについてです。◆
▼PowerPoint PAGE-33

『ゼロカーボンへ出口組の歩みsince2012』ですが、
10年以上前から小学校での環境学習、LED化。
環境家計簿への取り組みや省燃費運転の現地講習会など実施してきました。◆
▼PowerPoint PAGE-34

これは、弊社の本社や営業所と現場のCO2排出量を棒グラフで年度後ごとに
積み上げたものです。
ここから見えてきたことは、軽油による排出量・・・つまり現場の建設機械の排出量は、
本社などの暖房用の灯油や電力の合計の10倍以上の排出量であると言うことです。
こうなりますと、ちまちまと節電することが馬鹿らしく感じてしまうほどです。
そこに右側の目盛りでの二軸のデータとして会社の完工高を描写してみました。
相関関係があるのではないかと思ったのですが…年度ごとの工事内容に違いもあるので、
一概には言えなさそうです。
このように、企業活動を俯瞰して眺めるというのは、非常に有意義と思います。
排出量は減少傾向にありますが、
カーボンゼロを目指すには、建設機械をすべてEVしなければならいのでしょうか?
山奥の工事で、かつ大量な電力が確保出来るでしょうか?・・・・・◆
▼PowerPoint PAGE-35

これは、「SDGs(持続可能な開発目標エス・ディー・ジーズ)への具体的一歩!」
~企業の二酸化炭素排出量の一般市民への公開~
として、磯田組がWEBに掲載しているものです。
非常に参考となります。◆END
コメント
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