第7話の「ポットホール(路面の穴ぼこ補修)」の流れから、今回は「道路の白線(区画線)の秘密」をテーマにしました。
「夜や雨の日に白線がキラリと光る理由(ガラスビーズ)」を取り上げ、たこわさのお宝探索ボケから、ジーンKの再帰反射の解説、ピコミントの施工技術の紹介へとテンポよく展開しています。
夜道に光る宝石!?道路の白線とガラスの魔法
〜どんぐりかいぎじっこういいんかいのスタッフが土木の日常や疑問をゆるっと語り合います〜
昨日、夜のパトロールについて行ったら大発見をしたぶ!車のライトが当たった瞬間、道路の白い線がキラキラ〜ってダイヤモンドみたいに光ってたぶ!道路にお宝が埋まってるぶか!?

たこわさ

ジーンK
残念ながら宝石ではありませんよ。あれは道路標示用塗料(区画線)に混ぜられている『ガラスビーズ』です。直径0.1〜1ミリ前後の極小のガラス粒が無数に散りばめられているんですよ。

ピコミント
ただのペンキを塗っただけだと、夜は光をあちこちに乱反射して暗闇に溶け込んじゃうのよね。でもガラスビーズが入っていると、車のライトの光をそのまま運転手の目に向かってピカーッと跳ね返してくれるの!

ジーンK
光学用語で『再帰性反射(さいきせいはんしゃ)』と呼びます。ガラス球に入った光が屈折して底面で反射し、光源の方向へ正確に戻っていく物理現象です。これがあるからこそ、街灯のない真っ暗な峠道でも道路の境界がはっきり見えます。
ガラス玉が光を撃ち返してるぶか!でも、車が毎日何千台も上を踏んづけて走ってるのに、ガラス玉が割れて全部なくなったりしないぶ?

たこわさ

ピコミント
いい着眼点!表面のビーズは削れていくけれど、塗料の中身全体にもビーズが練り込まれているから、すり減っても中から新しいビーズが出てきて反射し続ける仕組みなの。北海道だと冬の除雪ショベルで削られやすいから、春になるとライン引きの職人さんが一気に引き直すんだよ!
なるほどぶひ〜!白線の中には職人さんの知恵とガラスのハイテクが詰まってたんだぶね!よし、夜道を歩くときはぼくの鼻の頭にもガラスビーズをまぶして、ドライバーさんにスパークルに魅せるぶひっ!!

たこわさ
