「毎日が土木の日 放課後倶楽部 〜Caféトーク〜」第28回目!
山道をドライブしていると、道路の上から山側にかけて頑丈なコンクリートの屋根やトンネルのような回廊が覆いかぶさっているのを見たことがありませんか?
「あれはただの短いトンネル?」「なんで半分だけ開いてるの?」という疑問から、雪崩や落石の直撃からドライバーの命を守るコンクリートの要塞「スノーシェッド(ロックシェッド)」の知られざる技術をスタッフ3名がゆるっと解き明かします!

【毎日が土木の日 放課後倶楽部 〜Caféトーク〜】山道を雪や落石から守るコンクリートの要塞!「スノーシェッド」の秘密
〜どんぐりかいぎじっこういいんかいのスタッフが土木の日常や疑問をゆるっと語り合います〜
山道を走ってたら、道路の途中でいきなり巨大なコンクリートの回廊みたいな屋根が現れたぶ!半分だけ壁が開いてるけど、これって作りかけの要塞か、インフラ界の巨大なガレージハウスに違いないぶ!

たこわさ

ジーンK
ガレージではありませんよ。あれは『スノーシェッド(雪崩覆工)』、あるいは落石を防ぐ『ロックシェッド』と呼ばれる極めて頑丈な防護構造物です。山肌から崩れ落ちてくる大量の雪や岩の直撃から車道を完全に守っているのです。

ピコミント
北海道の山間部や峠道って、冬になるといつ大規模な雪崩が起きるかわからないでしょ?それに春先の雪解けシーズンは落石も多いの。もしシェッドがなかったら、道路が何度も通行止めになって物流や交通が完全に麻痺しちゃうんだから!
山からの猛攻撃を受け止めるコンクリートの盾だったんだぶね〜!でも、屋根の上をドッサリ雪が通り過ぎたり大きな岩が直撃したりしたら、この分厚い屋根自体が耐えきれずにペチャンコに潰れちゃわないぶか?

たこわさ

ジーンK
ご安心ください。屋根の上の構造には衝撃を和らげるための「緩衝材(土砂など)」がたっぷり敷き詰められており、衝撃エネルギーをうまく逃がす屈強な構造計算がなされています。さらに海沿いでは塩害に強い特殊コンクリートを使うなど、過酷な自然環境に耐え抜く工夫が凝らされているのです。
見た目以上にめちゃくちゃタフな要塞だったんだぶね〜!よし、ぼくのお部屋の天井にも分厚いコンクリートの屋根とクッションを設置して、お母さんが上からおやつを投げ落としてもビクともしない最強の安全地帯を作るぶひっ!!

たこわさ
