ID:20190314-517480
「WEB MEETING SYSTEMとＧＰＳトラッキングデータを活用した道路巡回」
目的：
（１）「WEB MEETING SYSTEMを道路巡回や災害現地との通信に活用」
ＣＡＬＳ／ＥＣの一環を成すＡＳＰ（アプリケーション・サービス・プロバイダにより提供されるシステムの略称）が北海道開発局の道路部門受注工事に導入され１０年が経過したところである。ASPの提供ベンダーは複数存在しており、各提供サービスにおいて操作方法は独特のものが有る。そのような背景のなか、当講習では、川田テクノシステム株式会社の「ベースページ」を例として、追加された機能「WEB MEETING SYSTEM」の仕組みを理解し、働き方改革として土木技術者の移動時間による拘束時間の短縮を考えるものである。加えて、道路巡回時に発見した緊急性のある異常事象や災害時に現地からの正確なライブ映像情報の速やかな共有についても活用方法を学び、維持除雪工事受注者における施工計画の質の向上と災害に強い企業の育成を目的とした講習である。
（２）「ＧＰＳトラッキングデータを活用した道路巡回」
現在、維持除雪工事受注者における道路巡回において、「巡回時計」による巡回ポイント通過の履行確認方法として運用しているものが大半となっている。近年の技術革新によりＧＰＳ活用の場はスマホとカーナビの普及に伴い、より広く、より身近に、より安価に、より使いやすく急速に進歩した状況にある。今回の講習は、その背景を踏まえ、ＧＰＳトラッキングデータ活用することによる活用利便性と留意事項を学ぶものである。
また、トラッキングデータ（形式ＧＰＸ）を添付したＡＳＰによる電子決裁についても触れる。
主催： 北海道開発局 札幌開発建設部 千歳道路事務所
企画運営： 札幌開発建設部 千歳道路事務所 工事安全連絡協議会
日時： 平成31年3月14日(木) 9:00～10:45 所要時間 1時間45分
場所： 札幌開発建設部 千歳道路事務所 １階会議室
住所： 〒066-0073 千歳市北斗６丁目１３番３号
座標： 42.836794, 141.625640
継続学習制度(CPDS) 申請先： ＪＣＭ（一般社団法人 全国土木施工管理技士会）
プログラム登録番号： 517480
申請UNIT： ２unit
学習履歴： 主催者が受講者全員の学習履歴代行申請を行います。
受講料： 無料
式次第
| № | 開始 時間 | 終了 時間 | 所要 時間 | 内容及び講師名 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 09:00 | 09:05 | 0:05 | ＣＰＤＳ認定unit発給の注意事項及び開会挨拶 司会：千歳道路事務所工事安全連絡協議会 事務局 平川 雅彦（株式会社玉川組 建設理事） |
| 2 | 09:05 | 09:50 | 0:45 | 「WEB MEETING SYSTEMを道路巡回や災害現地との通信に活用」 §１ ＡＳＰベースページのWEB MEETING SYSTEMのあらまし §２ 室内会議時の具体的な使い方 §２－１ 会議招集とセッティング §２－２ 動画と音声に関するポイント §２－３ 各種データ（ＣＡＤデータ、オフィスソフト、ＰＤＦなど）に関するポイント §３ 道路巡回中や災害時など現地との通信へ応用 §４ 実演（外部と実際に接続する。） 講師：川田テクノシステム株式会社 札幌営業所 成田 文武 (なりた ふみたけ) サポート:現地 北海道ロードメンテナンス株式会社 深尾 徳司 (ふかお とくし) |
| 3 | 09:50 | 10:00 | 0:10 | 休憩 |
| 4 | 10:00 | 10:35 | 0:35 | 「ＧＰＳトラッキングデータを活用した道路巡回」 §１ ＧＰＳロガーの基本設定 §２ ＧＰＳトラッキングデータの取扱い §３ 巡回時計を使用している場合とＧＰＳトラッキングデータとの比較による利便性 §３－１ 信憑性の向上？ §３－２ 時間短縮は？ §３－３ コスト縮減は？ §３－４ 巡回員の負担は？ §３－５ 交通事故などの安全性は？ §３－６ 環境対策としてのＣＯ２排出量の削減は？ §４ ＡＳＰベースページによる起案 講師：株式会社玉川組 上田 勇貴 (うえだ ゆうき) |
| 5 | 10:35 | 10:45 | 0:10 | 質疑応答及び閉会挨拶 司会：千歳道路事務所工事安全連絡協議会 事務局 多田 哲（株式会社玉川組） |
注意１：ＣＰＤＳ受講確認のため、本人確認を行います。ＣＰＤＳ技術者証を受付にて提示して下さい。
注意２：学習履歴代行申請を行うにあたり、確認照合のためＣＰＤＳ技術者証のコピー（写真撮影）を行わせていただく場合があります。また、ＣＰＤＳ技術者証の期限切れが見受けられますので事前にご確認下さい。
注意３：受講中は管理技術者資格者証を着用して下さい。
注意４：途中入場及び途中退場された方には、代行申請を行いません。
注意５：unitの給付を必要としない方は、受付にて所属と氏名のみ記入いただきます。
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