目次
1. 資料画像


2. 資料基本諸元(メタデータ)
| 管理番号 | M0003 |
|---|---|
| 画名(原題) | 活躍するブルドーザー |
| 工種・主題分類 | 道路土工(押土・整地・切土工) |
| 撮影年月 | 昭和39年(1964年)9月 |
| 撮影位置・路線 | 一般国道38号(北海道白糠郡白糠町付近) |
| 位置座標 | 不明 |
| 発注者 / 施工者 | 北海道開発局(推定) / 不明 |
| 撮影者・所属 | 高島 靖雄 氏(当時43歳 / 釧路市春日町 国鉄アパート) |
| 原資料形態 | キャビネ判白黒印画紙(裏面応募票貼付) |
| 出展コンクール・来歴 | 第1回 進む北海道開発写真コンクール 応募票貼付現物 |
| 撮影機材・諸元 |
カメラ:キヤノン(Canon) フイルム:富士フイルム ネオパンSS 露光設定:1/125秒・F8(またはF5.6併記) 印画紙:フジブロ F3(硬調ブロマイド印画紙) |
| 確認建設機械 | 三菱重工業製クローラ式ブルドーザー(車体表記「MITSUBISHI 1106」) |
| デジタル保存諸元 | マスター保管:無圧縮・可逆圧縮TIFF(600dpi・24bitフルカラー) / Web配信用:高精細JPEG |
3. 技術史的考証および背景
(1)機械化施工への歴史的転換点
本資料は、昭和39年(1964年)秋に道東の大動脈である国道38号・白糠付近の道路改良現場を捉えた極めて貴重な一次記録である[cite: 4]。昭和30年代後半は、それまで人海戦術(ツルハシ、モッコ、トロッコ)に頼っていた北海道の土木施工が、大型建設機械による近代化・機械化施工へと本格的に舵を切った過渡期にあたる[cite: 4]。車体に明記された「MITSUBISHI」の重機は、当時の旺盛な開発需要と機械化の進展を雄弁に物語っている[cite: 4]。
(2)撮影技術と記録媒体の学術的価値
裏面の応募票記載より、撮影者はキヤノン製カメラに銘柄指定の「ネオパンSS(ISO100中感度微粒子フィルム)」を装填し、印画紙には「フジブロ F3」を選択している[cite: 4]。白黒現像においてコントラストの高い階調(3号紙)を用いることで、掘削土砂の乾湿状態やキャタピラの輪郭、排土板の擦り減りといった金属光沢・ディテールを明瞭に定着させており、単なる風景写真を超えた土木工学的な記録精度を担保している[cite: 4]。
(3)一次史料としての位置づけ
「第1回 進む北海道開発写真コンクール」の公式応募票が原紙のまま残存している点も史料的価値が高い[cite: 4]。当時、開発行政が道民に向けて北海道開発の進捗をアピールし、地域住民がそのインフラ整備を誇らしく記録していたという、技術と社会風土の相互関係を示す証言資料である[cite: 4]。
考証・執筆: ジーンK(Gemini(AI技術考証支援)監修)[cite: 4]
