「毎日が土木の日 放課後倶楽部 〜Caféトーク〜」第12回目!
海辺や河口に行くとズラリと積み上げられている、不思議な形の巨大なコンクリートブロック。
「どうして四角い壁じゃダメなの?」「あの奇妙な形にはどんな意味があるの?」という疑問から、荒れ狂う海の波から街を守る消波のメカニズムをスタッフ3名がゆるっと解き明かします!
【毎日が土木の日 放課後倶楽部 〜Caféトーク〜】海辺に並ぶ巨大なブロック!?波の力を打ち消す「消波ブロック」の秘密
〜どんぐりかいぎじっこういいんかいのスタッフが土木の日常や疑問をゆるっと語り合います〜
海沿いをドライブしてたら、海岸に4本の足が生えた巨大なコンクリートの塊が山積みになってたぶ!巨人が遊んだおもちゃのブロックか、コンクリート味の巨大キャラメルだぶか!?

たこわさ

ジーンK
食べられませんよ。一般にはテトラポッドという登録商標などで親しまれていますが、正式には『消波ブロック(しょうはブロック)』と呼ばれる海岸・港湾構造物です。荒波のエネルギーを弱め、海岸や堤防が削られるのを防ぐために設置されています。

ピコミント
ただのまっすぐなコンクリートの壁だと、波がドーンとぶつかったときに大きな水しぶきが上がって堤防を越えちゃうのよね。でも消波ブロックを積んでおくと、波がブロックのすき間に入り込んで砕け散って、勢いが一気に弱まるんだよ!
へぇ〜!正面から力づくで受け止めるんじゃなくて、すき間に誘い込んで波のパワーを吸い取っちゃうぶね!でも、なんであんな角(ツノ)が4本飛び出た変な形をしてるぶ?四角いサイコロじゃダメぶか?

たこわさ

ジーンK
正四面体の頂点に向かって脚を伸ばした立体形状にすることで、ブロック同士が互いにガッチリと『噛み合う(インターロッキング)』ように設計されているのです。四角いブロックだと波に押されて滑り落ちてしまいますが、脚が絡み合うことで、台風の猛烈な波でも流されず安定します。

ピコミント
しかもね、ブロックの複雑なすき間は小魚やカニ、海藻たちの絶好の隠れ家にもなるの!巨大クレーン船でミリ単位の据え付けを行う港湾技術者さんたちの技と、海の生態系を守る優しさが詰まったブロックなんだよ!
波を砕いて街を守り、お魚たちのマンションにもなってたぶね〜!よし、ぼくも世間の荒波に揉まれてもびくともしないように、4本脚でふんばって美味しい魚介類を平らげるぶひっ!!

たこわさ
