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カーボンニュートラルゼロへ出口組の歩み!- since2012

ID:20230130-781095-05

講習会プログラム

目次

カーボンニュートラルゼロへ出口組の歩み!- since2012 -

講師:株式会社出口組 工事部 庄司 英紀 (しょうじ ひでき)

以下の資料は、技術研鑽に役立つことを願い、講師のご厚意によりご提供いただいたものです。


▼PowerPoint PAGE-01

凡例 ★:クリックしてアニメーションを進める。 ◆:クリックして頁を進める。

『ゼロカーボンへ出口組の歩みsince2012』と題しまして、当社が今まで継続して活動してきたことをお話させて頂きたいと思います。◆

▼PowerPoint PAGE-02

2012年は、浦河道路事務所において、
★工事情報共有システムであるbasepageの活用や
★環境家計簿の取り組みの元年でした。
このころは、情報共有システムが年維持には不向きだの一般的な概念でしたが、
逆に年維持だからこそ情報共有システムが適しているを旗印に、事務所全工事で電子決裁に取り組みはじめました。
また、環境家計簿も維持工事は記録しにくいことから適応除外が認められていましたが、
これもまた、事務所全工事で取り組みました。★
その後、これらのノウハウについて問い合わせが道内外からも多数有り★
個別の対応が大変であることからホームページの「URADO」を公開の場とした経緯があります。◆

▼PowerPoint PAGE-03

これは、URADO立ち上げ時の画面などです。
懐かしい方もいらっしゃると思います◆

▼PowerPoint PAGE-04

この黎明期とも言える頃は、
身近な、いろいろなことがらの改善に取り組みました。
3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進として、書類のファイル、中表紙(インデックス)等のリユース化を図り、かつ紙書類の削減、書類の電子化を始めました。
また、見える化することでCo2削減の意識向上を目的として、積極的に環境家計簿へ取り組み始めました。
建設業では重機械によるCo2排出量が多く、外部講師を呼んで重機などの低燃費講習会など行い始めました。
この年に、ASPを利用した超勤軽減への取組や書類簡素化、ペーパーレス化、検査への取組について浦河道路事務所で試行してきたものを本局などにプレゼンによる提案を行いました。◆

▼PowerPoint PAGE-05

弊社では、省燃費運転に真剣に取り組み、
毎年、社員全員に座学講習を実施しています。◆

▼PowerPoint PAGE-06

実技研修も実施してます。
バックホウの旋回角度を小さく、
また、すそ堀りはやめて、ベンチカットで積み込むなど
真剣に教えています。◆

▼PowerPoint PAGE-07

2013年からは、地元小学生高学年を中心に地球温暖化の原因や、省エネ等の環境学習会を開き、節電の大切さを伝える正式な授業カリキュラムとして請け負い授業を継続して行っています。◆

▼PowerPoint PAGE-08

協議会で
アルミ基板の啓蒙看板も作ってしまいました。
これは、今でも235号、三石の越海にあります。◆

▼PowerPoint PAGE-09

これは、弊社の本社や営業所と現場のCO2排出量を棒グラフで年度後ごとに
積み上げたものです。
ここから見えてきたことは、軽油による排出量・・・つまり現場の建設機械の排出量は、
本社などの暖房用の灯油や電力の合計の10倍以上の排出量であると言うことです。
こうなりますと、ちまちまと節電することが馬鹿らしく感じてしまうほどです。
そこに右側の目盛りでの二軸のデータとして会社の完工高を描写してみました。
相関関係があるのではないかと思ったのですが…年度ごとの工事内容に違いもあるので、
一概には言えなさそうです。
このように、企業活動を俯瞰して眺めるというのは、非常に有意義と思います。
排出量は減少傾向にありますが、
カーボンゼロを目指すには、建設機械をすべてEVしなければならいのでしょうか?
山奥の工事で、かつ大量な電力が確保出来るでしょうか?・・・・・◆

▼PowerPoint PAGE-10

建設機械の排出量は、弊社にて解決できるレベルではないようです。
★この写真は、静内二十間道路の桜並木に桜木を植樹した写真です。観光資源を守るために、2013年から毎年植樹を行いました。
現時点での企業の目標としては、植林を計画している段階ですが、
本社機能による排出量を、植林によるカーボン固定によりニュートラルすることが、
弊社の目標となっております。
成熟期を迎えずに、衰退期とならないために⇒このような講話の場やホームページで決意を公開することが大切と考えます。◆

▼PowerPoint PAGE-11

最後に、★
カーボンニュートラルゼロを、SDGsへの取組みに包括し、
★発注者に評価されるより、社会に評価される企業を目指します。◆END

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