ID:20200114-564547
「これからの舗装マネジメント」
プログラム登録番号: 564547
目的:
(1)「舗装の地位向上!」
平成28年10月、国土交通省が舗装点検要領を策定し舗装の重要性が再認識されている。本講習は、限られた予算内において効率的な点検と修繕計画を策定する必要のなかで、現在における舗装マネジメントに関する話題を土木技術者へ提供し、知識向上を期待するものである。
(2)「道路舗装補修工事におけるMMSの活用と利便性」
MMS(Mobile Mapping System:モービルマッピングシステム)は、3次元レーザ計測機とデジタルカメラによって、道路および周辺の3次元座標データと連続映像を取得する車両搭載型計測装置である。 従前、老朽化した現道アスファルト舗装を切削オーバーレイする舗装補修工事における事前の路面調査は「横断プロフィールメータによる計測」により行われていたが、本講習では従前の技術に変えてMMSである新技術「車載3Dスキャナを用いた舗装切削量等計算システム(HK-180003-A)」を活用した事例を各利便性の視点から土木技術者へ講習するものである。
(3)「舗装工事や維持除雪工事における点群データの利活用」
道路工事の受注者においては、ドローン空撮の写真解析による3D点群データ、地上型固定3次元レーザスキャナやMMSデータにより取得した点群データをICT活用工事の起工測量や出来形評価に活用されているところである。本講習においては、それら点群データの更なる活用として、施工中の土工量の数量算出、CIMモデルとの統合による電線共同溝工事での地下埋設物との干渉チェックや維持除雪工事での道路管理への活用などの事例を紹介するものであり、土木技術者の3D点群データの積極的な有効活用への契機となることを期待するものである。
主催: 北海道開発局 札幌開発建設部 千歳道路事務所
企画運営: 札幌開発建設部 千歳道路事務所 工事安全連絡協議会
日時: 2020年1月14日(火) 15:30~17:10 所要時間 1時間40分
場所: 札幌開発建設部 千歳道路事務所 1階会議室
住所: 〒066-0073 千歳市北斗6丁目13番3号
座標: 42.836794, 141.625640
継続学習制度(CPDS) 申請先: JCM(一般社団法人 全国土木施工管理技士会)
申請UNIT: 2unit
学習履歴: 主催者が受講者全員の学習履歴代行申請を行います。
受講料: 無料
式次第
№ | 開始 時間 | 終了 時間 | 所要 時間 | 内容及び講師名 |
---|---|---|---|---|
1 | 15:30 | 15:35 | 0:05 | CPDS認定unit発給の注意事項及び開会挨拶 司会:千歳道路事務所工事安全連絡協議会 事務局 多田 哲(株式会社玉川組) |
2 | 15:35 | 16:15 | 0:40 | 「舗装の地位向上!」 §1 社会的背景からの舗装品質の重要性 §2 舗装点検要領の概要 §3 舗装点検に関する新しい技術 講師:北海道科学大学 工学部 都市環境学科 教授 亀山 修一(かめやま しゅういち)工学博士 |
3 | 16:15 | 16:25 | 0:10 | 休憩 |
4 | 16:25 | 16:40 | 0:20 | 「道路舗装補修工事におけるMMS(モービルマッピングシステム)の活用」 §1 活用事例の概要 §2 MMSの利便性 §3 計測時の留意点 §4 まとめ 講師:道路工業株式会社 札幌工事事務所 工事主任 山田 昂平 (やまだ こうへい) |
5 | 16:40 | 17:00 | 0:35 | 「舗装工事や維持除雪工事における点群データの利活用」 §1 道路維持除雪工事での活用例 §2 電線共同溝工事での活用例 §3 舗装工事(土工を含む)での活用例 §4 Navisworksによるレビュー紹介 §5 まとめ 講師:道路工業株式会社 技術部 係長 横濱 圭一 (よこはま けいいち) |
6 | 17:00 | 17:10 | 0:10 | 質疑応答及び閉会挨拶 司会:千歳道路事務所工事安全連絡協議会 事務局 多田 哲(株式会社玉川組) |
注意1:CPDS受講確認のため、本人確認を行います。CPDS技術者証を受付にて提示して下さい。
注意2:学習履歴代行申請を行うにあたり、確認照合のためCPDS技術者証のコピー(写真撮影)を行わせていただく場合があります。また、CPDS技術者証の期限切れが見受けられますので事前にご確認下さい。
注意3:受講中は管理技術者資格者証を着用して下さい。
注意4:途中入場及び途中退場された方には、代行申請を行いません。
注意5:unitの給付を必要としない方は、受付にて所属と氏名のみ記入いただきます。
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