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▼STEP-0_導入前夜、心の切替え
1-04_RULE-002_検定書類のエコ化マニュアル(案)
このエコ化マニュアルは、局工事監理課の出前講座「書類のエコ化」で流用されており、現在の標準と考えてよい。
現在の検査書類に対する視点
書類の見栄えや、量や重さは評価の対象ではない!
逆に簡素化しない姿勢は、業務の簡素化やコスト・環境意識が低いと感じられ、マイナスの視点でみられる傾向にある。
このことを、念頭に以下により書類を作成する。
1 エコ化しない場合の欠点
ア 書類作成時に手間と無駄な労力がかかる。
イ 書類廃棄時に手間と処分費がかかる。(汗水流し作成した書類も、5年の保存期間を過ぎると廃棄されます。)
ウ 保管するスペースを占有します。
▼fig-01&02
▼fig-03&04
《解説》他の事務所の場合、書類作成に個性やカッコ付けなどして手間と無駄な労力、その後発生するゴミの処分、 テプラがはってあったり通常使わないプラスチックファイルなど使ってたりしてたと思います。 こういうものは大半が保管期限を過ぎたとき廃棄しなければならいものになります。 これは資源だけではなく、労力に対してもエコの思想とはかけ離れています。 今あるもので使えるものは使い、またあとに再利用(リユース)しやすい方法を決めています。
2 表紙と背表紙の作成方法
ア テプラなどの貼りもの厳禁!
イ その他の部分も、テプラは使用しない。
ウ 背表紙には、CCM工事番号(20YY26-XXXX)を必ず記入する。
エ 背表紙の書式はASPから入手 ⇒ FORM-31_ファイル背表紙
▼fig-05
《解説》まず、表紙と背表紙ですが、テプラ禁止です。 テプラを貼ると剥がれにくく、たとえ剥がれたとしても汚くなり、リユースできなくなりますので、テプラの使用を禁止します。 背表紙は施工計画書作成の説明でも話したとおり書式があるのでそれを使ってください。
3 使用するファイルについて
ア 「パイプファイル(キングファイル)」を使用する。
イ 「フラットファイル(紙ファイル)」の使用は厳禁!
ウ 用紙がうすくても「パイプファイル」を使用する。
▼fig-06
4 似たような書類は一冊に合体!(案)~どんなに薄くてもパイプファイル使用~
書類の取りまとめ方は、以下にあります。大変参考になるでしょう!
5 使用する箱について ~ひと工事、ひと箱~
ひと工事、ひと箱が原則。多年度国債は、年度ごとに1箱。ただし、コア箱等は別。
さほど、無理な話ではありません。uradoの検定箱はほとんどガラガラ。キャビテナー150の半分の箱で収まります。
▼fig-08
6 書類のインデックス作成方法
ア 「1」を一番下に、追加分を上に重ねてゆくこと。 整理番号は手書き以外不可!
イ 項目名を長々とテプラ等で作成すること厳禁!
ウ 資材を使用しなかった場合は、インデックスは欠番 。(わざわざ詰めて再ナンバーリングの必要はない)
エ インデックスは、印刷文面に貼らずに白紙に貼る。(将来的なPDF化の妨げとなるため)
オ 各書類一覧表様式を使用する。⇒「FORM-41_使用材料一覧表」
カ ホチキス厳禁、クリップ厳禁!(将来的なPDF化の妨げとなるため)
▼fig-09&10
《解説》インデックスは手書きでいいです。施工計画書はリユースできるので支給されます。 数字や月日などで整理するインデックスは1から順に重ねていきます。 項目名が変更履歴一覧表などで書いた番号をインデックスに書いてください。 欠番となっても一覧表にその旨を記載し、入れておきます。 また、リユースやコピーするときの利便性を考慮して、インデクスになるページは白紙のコピー用紙を用意してインデックスとしてください。 使用材料の他、施工計画書、施工体制台帳、社会性創意工夫の一覧表や改訂履歴書の様式があるので使ってください。 ホチキス(ステットラー)やクリップは使用しない。これもコピーやリユースしにくくなるからです。
7 書類のインデックス作成方法>(テプラを使用してもよい場合)
ア 施工計画書のインデックス(タブ)
発注者からリユース品を受取る。 受注者は新規作成不要。 (リユースするので取扱注意)
イ 通常15のタブですが、uradoでは以下の三つを追加し運用する。(施工計画書が充実し”計画性”の説得力が増す。)
16 CALS/EC
17 NETIS
18 創意工夫・社会性・イメージアップ
▼fig-11
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