水明小学校
昭和22年4月に烏柵舞国民学校から烏柵舞小学校となり、24年4月に千歳中学校烏柵舞分校が併置されたー2629
この間23年1月に支笏湖畔に分教場を設置したが、この分教場は1年で独立し支笏湖小学校となっている。
年の字名改正により水明小学校と改称され、この年校舎を改築し60坪の体育館を落成した。
年9月には210万円をかけて木造平屋建ての校舎を改築、翌30年に2教室と図書室を増築、34年2月に藤の沢に分校を開校している。
37年に旧体育館を解体して新築したが、児童数の減少が続いていたため39年5月に支笏湖小学校に統合することとして閉校した。水明小学校閉校後、水明小の藤の沢分校は千歳小学校藤の沢分校となった。
東丘小学校
昭和22年4月、新峻淵国民学校から新峻淵小学校となり、27年4月の字名改正によって東丘小学校となった。
年に児童数の増加と校舎の老朽化のため
500万円をかけ1490 5坪の新校舎を完成させた046年1月1日、幌加、協和、東丘の3小学校を東小学校として統合することになり閉校となった。
千歳第二小学校
終戦の翌年となる昭和21年4月に根志越特別教授場から千歳第二国民学校と改称された。22年4月、千歳第二小学校に改称し、翌3323年4月に単級から2学級編成となっている。その後33年12月に37- 5坪の講堂が落成、39年に3学級複式編成になった。40年には2。3年と4»5年が複式、1年と6年が単式の4学級、その年9月には5学級、そして41年には6学級となったため、
2教室を増築している。学校はジェット機の離発着コースの真下にあるため、39年に防衛庁の補助を受けて根志越848番地に防音設備の整った校舎に新築され、同年12月12日43写真11-10千歳第二小学校(S39)に移転した。
年4月、閉校した泉郷小学校が統合し、45年には児童数167人6学級の規模となったが、その後は減少傾向になつていつた。
平成3年には児童数46人、4学級とい、つ規模になっていたが、ちょうどこのころから根志越地区の区画整理事業が着手され、
7年に103人、9年には196人、10年で245Aと急激な児童数の増加となつた。これに対応するため、11年、延べ床面積2412平方打、鉄筋コンクリ——卜造2階建ての校舎を増築した。この後も児童数は増加の傾向が続いたため、16年に床面積1193平方打の校舎を増築している。
26年現在、児童数324人、12学級となつている
千歳鉱山小学校
昭和22年の新学期、千歳鉱山国民学校から千歳鉱山小学校となり、24年に6学級168人、27年には259人となり、その後も児童数の増加が続き、30年に8317A3247写真11-11千歳鉱山小学校(S25頃)学級294人、31年には9学級となった。この年の1月から校舎の改築にかかり教室や付属施設など4 21坪を1314万円で完成させている。
年以降、社会情勢の変化とともに徐々にではあるが新入児童数の減少が進み、43年には6学級125人となった。さらに児童数の減少は進み、年で5学級89人、50年で3学級37人、52年では3学級26人となった。またこのころ道路交通事情も良くなり、千歳鉱山㈱千歳鉱業所が52年に職住分離の方針を打ち出し、従業員は市街地から通勤することとなった。このため児童生徒は全員市街地の学校へ転校することとなり、同年10月30日に閉校式を実施し(31日閉校)、翌53年3月31日に廃校となった。
蘭越小学校
昭和21年まで蘭越地区の児童は現。千歳小学校である千歳国民学校に通学していたが、距離が遠く通学が非常に困難だったため地域内に小学校の設置を希望していた。住民は終戦後に海軍の施設が残っているのに目を付け、町理事者や町議に働きかけ、これを校舎とするよう要望したところ、同年10月に払い下げを受けることとなった。払い下げ後は模様替えなどを行って蘭越国民学校として授業を開始した。21年11月20日に28人の児童が出席して開校式が行われた。
22年4月には蘭越小学校と改められ、24年4月には教室2、職員室など木の香写真11-12蘭越小学校(S38)りも新しい校舎を新築し、海軍の払い下げ校舎から引つ越しを行った。34年、PTAの人々が先頭に立って二ジマスの養魚地をつくり、これが有名になって新聞やテレビ、雑誌に取り上げられて全国に紹介された。また、同年5月23日に第13回全国植樹祭のため昭和天皇、香淳皇后が御料車で学校前を通過の際、小川教諭の指導で4年生以上の児3547童が「サクラ」を演奏し奉迎した。
年に3学級となり、校舎と体育館を新築して12月18日に落成した。
年頃から学校の統合問題が話題となってその後数年にわたりPTA、町内会との話し合いが重ねられ、52年6月22日に統合対策協議会が結成されて、教育委員会、市理事者との協議もまとまり、翌53年3月31日に緑小学校に統合するため閉校となった。この時の児童数は27人であった。
支笏湖小学校
湖畔地区は昭和11年に水溜から郵便局が移転した時は78戸しかなく、戦争中は戦時用木材需要のため河口の川沿いに御料林の事務所が建ち、17年ごろから山側にも住宅が建つようになったが児童は王子軽便鉄道(山線)で烏柵舞小学校に通学していた。しかし山線は冬には不通になり歩いて通わなければならず、低学年の子どもたちは吹雪になると学校へ行けなくなるなどの事情があった。このため住民は町に陳情し、22年12月25日から湖畔の北海道大学支笏湖寮を借りて分教場を町の認可を待たずに設置した。翌23年1月20日、大塚常子北海道大学助教授が教鞭を執り1年生から4年生までの28人の児童を相手に授業を開始した。しかしこれは大学の利用がなかったと思われる4月中までしか使用できず、5月からは御料林事務所から川岸の倉庫を譲り受けて移転した。さらに同年12月、現在の支笏湖ユースホステルがある広場に木造平屋建て51坪の校舎を24落成し、独立した支笏湖小学校として翌24年1月に開校式を行った。
年5月に支笏湖が国立公園に指定され、国立公園区画制により設定された公共団体地区内に移転することとなり、29年7月、現在地の郵便局裏手の高台にブロック木造平屋、モルタル仕上げの135•25坪の校舎を新3934157築し移転した。年4月には水明小学校を統合し学級編成となり、54年の児童数は人で4学級編成であった。年に延べ床面積1005平方澎、鉄筋コンクリート造
2階建ての校舎が新築され、講堂も新しく建て替えられた。当時の児童数は35人で3学級となっていた。その後は児童数の減少傾向が続き、平成元年で13人、5年で10人となり、以降24年頃までは10人前後で推移することとなる。10年、高知県南国市の奈路小学校「心の直行便」と称して学校間の交流を始め、地域挙げての交流に発展している。同年、開校50周年にあたって「千歳国際太鼓ジュニア」を創設し、地域イベントなどでの活動を開始した。
20年に支笏湖で開催した「J8サミツト千歳支笏湖」ではその開会式やレセプションで出演している。
26年の児童数は16人で3学級編成である。
千歳第三小学校
昭和20年、静岡県の戦災者や秋田・長野県からの移住者、満州開拓からの引揚者を千歳に受け入れることとなり、この開拓者の子弟の教育の場として23年3月に教室1、住宅1棟を建設し、6月1日から低学年だけの単級54人を収容して上長都(現•キリンビール北海道千歳工場キリンビアパーク位置)に千歳第三小学校として開校した。5年生以上の23人は千歳小学校に臨時収容され、通学区域は東9線から西、南26号24写真11-14千歳第三小学校(S38)から南とされた。年1月に千歳小学校に収容されていた4年生以上の学童を収容して児童数80人全員が顔をそろえた。しかし、困難な火山灰地の開拓から離農者が続出して、25
年4月には児童92人、33年11月には87人、39年には65人と減少を続けた。
40年頃からPTA役員会、教育長、市長との間で、北信濃工場団地の造成などで児童数の減少が続く第三小学校と住宅の急増で児童がスシ詰め状態となっている北栄小学校の中間に新たに学校を建設する問題について話し合われ、42年のPTA臨時総会で学校移転への賛成を決定した。43年7月18日にお別れの式をし20年の学校の歴史に幕を閉じて新設された信濃小学校に移籍した。閉校時の在校生は59人であった。
北栄小学校
米軍の進駐や保安隊の設置、それに伴う諸官庁の設置などで、千歳小学校は激増する児童を収容しきれず、北信濃1347番地の
4(現北栄1丁目)の土地540〇坪を昭和27年8月に27万2700円で買収し、第1期工事で1328平方打の校舎を建設。28年5月25日、千歳小学校から9学級474Aを分離して北栄小学校の開校式を行った。同年12月21日に6教室、翌29年12月に第3期工事で6教室を増築したが、30年には25学級の編成となり4教室増築に着手しなければならなかった。
31年には音楽室などを仕切って29学級の編成となった。この時の児童数は153932人である。年に緑小学校が創設され、大和町、緑町、錦町の一部を新設校に分離し、千歳小学校の通学区域であった幸町3、4丁目の児童を受け入れ26学級編成となった。さらに、34年には幸町1、2丁目が通学区域に入って27学級編成となった。
その後、41年12月に南校舎2教室が3445増築するものの学級数が増え43年には学級となり、4月1日から信濃小学校が開校し
7月に入って7学級340人が信濃小学校へ分離された。年4月に街の急激な膨張で収容しきれなくなった北栄小学校、末広小学
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